2/02/2007

AUTUMN kihon

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AUTUMN KIHON




jikoo 時候 Season, climate, time 

1 秋 あき 三秋 髙秋(こうしゅう)、素秋(そしゅう)、白秋(はくしゅう)、
白帝(はくてい)、金秋(きんしゅう)、三秋(さんしゅう)、
九秋(きゅうしゅう)
2 初秋 はつあき 初秋 初秋(しょしゅう)、新秋(しんしゅう)、首秋(しゅしゅう)、
上秋(じょうしゅう)、孟秋(もうしゅう)、肇秋(ちょうしゅう)、
蘭秋(らんしゅう)、早秋(そうしゅう)、桐秋(とうしゅう)、
盆秋(ぼんしゅう)、秋初め(あきはじめ)、
秋浅し(あきあさし)、秋口(あきぐち)
3 八月 はちがつ 初秋
4 文月 ふみづき 初秋 文月(ふづき)、七夕月(たなばたづき)、
文披月(ふみひろげづき)、女郎花月(おみなえしづき)、
秋初月(あきはづき)、涼月(りょうげつ)、親月(しんげつ)、
餞月(せんげつ)、蘭月(らんげつ)、相月(そうげつ)、
七夜月(ななよづき)、めであい月(めであいづき)
5 立秋 りっしゅう 初秋 今朝の朝(けさのあさ)、今日の秋(きょうのあき)、
秋立つ(あきたつ)、秋来る(あきくる)、秋さる(あきさる)、
秋に入る(あきにいる)
6 残暑 ざんしょ 初秋 残る暑さ(のこるあつさ)、秋暑(しゅうしょ)、
秋暑し(あきあつし)、餞暑(せんしょ)
7 秋めく あきめく 初秋 秋づく(あきづく)、秋じむ(あきじむ)
8 新涼 しんりょう 初秋 秋涼し(あきすずし)、秋涼(しゅうりょう)、
初めて涼し(はじめてすずし)、初涼(しょりょう)、
涼新た(りょうあらた)、新たに涼し(あらたにすずし)、
早くも涼し(はやくもすずし)、早涼(そうりょう)
9 処暑 しょしょ 初秋
10 二百十日 にひゃくとおか 仲秋 二百二十日(にひゃくはつか)、厄日(やくび)、
前七日(まえなぬか)、風祭(かぜまつり)、
風日待(かぜひまち)
11 八月尽 はちがつじん 初秋 葉月尽(はづきじん)
12 仲秋 ちゅうしゅう 仲秋 秋半ば(あきなかば)、仲の秋(なかのあき)、
中秋(ちゅうしゅう)
13 九月 くがつ 仲秋
14 葉月 はづき 仲秋 月見月(つきみづき)、秋風月(あきかぜづき)、
草津月(くさつづき)、木染月(こそめづき)、
濃染月(こぞめづき)、紅染月(べにぞめづき)、
萩月(はぎづき)、燕去月(つばめさりづき)、
雁来月(かりくづき)、荘月(そうげつ)、桂月(けいげつ)、
中律(ちゅうりつ)、難月(なんげつ)、中商(ちゅうしょう)
15 八朔 はっさく 仲秋
16 白露 はくろ 仲秋
17 秋分 しゅうぶん 仲秋 雷声を収む(かみなりこえをおさむ)
18 秋彼岸 あきひがん 仲秋 後の彼岸(のちのひがん)、秋彼岸会(あきひがんえ)
19 秋社 しゅうしゃ 仲秋 秋の社日(あきのしゃにち)
20 龍淵に潜む りゅうふちにひそむ 仲秋
21 水始めて涸る みずはじめてかる 仲秋
22 晩秋 ばんしゅう 晩秋 晩秋(おそあき)、季秋(きしゅう)、末秋(まつしゅう)、
末の秋(すえのあき)
23 十月 じゅうがつ 晩秋
24 長月 ながつき 晩秋 菊月(きくづき)、菊咲月(きくざきづき)、
菊の秋(きくのあき)、色どる月(いろどるつき)、
紅葉月(もみはづき)、梢の月(こずえのつき)、
寝覚月(ねざめづき)、稲刈月(いねかりづき)、
小田刈月(おだかりづき)、紅樹(こうじゅ)、
玄月(げんげつ)
25 律の調べ りちのしらべ 三秋 律の風(りちのかぜ)
26 寒露 かんろ 晩秋
27 雀蛤となる すずめはまぐりとなる 晩秋 雀大水に入り蛤となる(すずめうみにいりはまぐりとなる)、
雀化して蛤となる(すずめけしてはまぐりとなる)
28 秋の日 あきのひ 三秋 秋日(あきび)、秋日影(あきひかげ)、秋日向(あきひなた)
29 秋の朝 あきのあさ 三秋 秋朝(しゅうちょう)、秋暁(しゅうぎょう)
30 秋の昼 あきのひる 三秋
31 秋の暮 あきのくれ 三秋 秋の夕暮(あきのゆうぐれ)、秋の夕(あきのゆうべ)、
秋夕(しゅうせき)
32 秋の宵 あきのよい 三秋 秋宵(しゅうしょう)、宵の秋(よいのあき)
33 秋の夜 あきのよ 三秋 秋夜(しゅうや)、夜半の秋(よわのあき)
34 夜長 よなが 三秋 長き夜(ながきよ)、長夜(ちょうや)、
夜長衆(よながしゅう)、夜長人(よながびと)、
夜長妻(よながづま)
35 秋麗 あきうらら 三秋 秋麗(しゅうれい)
36 秋澄む あきすむ 三秋 空澄む(そらすむ)、物の音澄む(もののねすむ)、
清秋(せいしゅう)
37 秋気 しゅうき 三秋 秋気澄む(しゅうきすむ)、秋の気(あきのき)
38 爽か さわやか 三秋 爽やぐ(さわやぐ)、さやけし、さやか、爽気(そうき)、
秋爽(しゅうそう)、爽涼(そうりょう)
39 冷やか ひややか 仲秋 ひやひや、ひいやり、ひえびえ、冷たし(つめたし)、
秋冷(しゅうれい)、下冷(したびえ)、朝冷(あさびえ)、
雨冷(あまびえ)、冷ゆる(ひゆる)
40 身に入む みにしむ 三秋
41 秋寒 あきさむ 晩秋 秋寒し(あきさむし)、秋小寒(あきこさむ)
42 そぞろ寒 そぞろさむ 仲・晩秋 すずろ寒(すずろさむ)、そぞろに寒し(そぞろにさむし)
43 漸寒 ややさむ 晩秋 やや寒し(ややさむし)、ようやく寒し(ようやくさむし)、
ようよう寒し(ようようさむし)
44 うそ寒 うそさむ 晩秋 薄寒(うすさむ)、うすら寒(うすらさむ)
45 肌寒 はださむ 晩秋
46 朝寒 あささむ 晩秋 朝寒し(あささむし)、朝寒み(あささむみ)
47 夜寒 よさむ 晩秋 夜寒さ(よさむさ)、夜を寒み(よをさむみ)
48 かりがね寒き かりがねさむき 仲秋
49 霜降 そうこう 晩秋 霜降の節(そうこうのせつ)
50 豺獣を祭る おおかみけものを
まつる 晩秋 狼の祭(おおかみのまつり)、豺の祭(さいのまつり)
51 冷まじ すさまじ 晩秋
52 秋寂ぶ あきさぶ 晩秋
53 秋深し あきふかし 晩秋 秋闌(あきたけなわ)、秋闌くる(あきたくる)、
秋更くる(あきふくる)、秋深む(あきふかむ)、
深秋(しんしゅう)
54 暮の秋 くれのあき 晩秋 秋くるる(あきくるる)、暮秋(ぼしゅう)
55 行く秋 ゆくあき 晩秋 秋の名残(あきのなごり)、秋の別(あきのわかれ)。
秋の限(あきのかぎり)、秋の湊(あきのみなと)、
秋の行方(あきゆくえ)、残る秋(のこるあき)、
帰る秋(かえるあき)、秋に後るる(あきにおくるる)、
秋ぞ隔る(あきぞへだたる)、秋行く(あきゆく)、
秋の果(あきのはて)、秋の終(あきのおわり)、
秋過ぐ(あきすぐ)
56 秋惜む あきおしむ 晩秋
57 冬隣 ふゆどなり 晩秋 冬隣る(ふゆとなる)、冬近し(ふゆちかし)、
冬を待つ(ふゆをまつ)
58 九月尽 くがつじん 晩秋 九月尽く(くがつつく)


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tenmon 天文 Heaven, natural phenomena, astronomy

1 秋色 しゅうしょく 三秋 秋の色(あきのいろ)、秋光(しゅうこう)、
秋の光(あきのひかり)、秋景色(あきげしき)、
秋容(しゅうよう)、秋望(しゅうぼう)
2 菊日和 きくびより 仲秋
3 秋晴 あきばれ 三秋 秋日和(あきびより)、秋晴るる(あきはるる)
4 秋旱 あきひでり 三秋
5 秋の声 あきのこえ 三秋 秋声(しゅうせい)、秋の音(あきのおと)
6 秋の空 あきのそら 三秋 秋空(あきぞら)、秋天(しゅうてん)、
秋旻(しゅうびん)、旻天(びんてん)
7 秋高し あきたかし 三秋 秋髙(しゅうこう)、天高し(てんたかし)、
空高し(そらたかし)
8 秋の雲 あきのくも 三秋 秋雲(しゅううん)
9 鰯雲 いわしぐも 三秋 鱗雲(うろこぐも)
10 鯖雲 さばぐも 三秋
11 月 つき 三秋 上弦(じょうげん)、下弦(かげん)、げげん、
弓張月(ゆみはりづき)、片割月(かたわれづき)、
弦月(げんげつ)、半月(はんげつ)、
月の弓(つきのゆみ)、月の舟(つきのふね)、
上り月(のぼりづき)、下り月(くだりづき)、
望くだり(もちくだり)、有明(ありあけ)、
有明月(ありあけづき)、朝月(あさづき)、
朝月夜(あさづくよ)、昼の月(ひるのつき)、
夕月(ゆうづき)、夕月夜(ゆうづきよ)、
宵月(よいづき)、宵月夜(よいづきよ)、
四日月(よっかづき)、五日月(いつかづき)、
八日月(ようかづき)、十日月(とおかづき)、
二十日月(はつかづき)、月の出(つきので)、
月の入(つきのいり)、入るさの月(いるさのつき)、
月上る(つきのぼる)、月渡る(つきわたる)、
月傾く(つきかたむく)、月落つ(つきおつ)、
月更くる(つきふくる)、遅月(おそづき)、
月の秋(つきのあき)、月夜(つきよ)、
月よみ(つきよみ)、月夜烏(つきよがらす)、
月の輪(つきのわ)、月の暈(つきのかさ)、
幻月(げんげつ)、月白(つきしろ)、姮娥(こうが)、
嫦娥(じょうが)、玉兎(ぎょくと)、
月の兎(つきのうさぎ)、月の蟾(つきのかえる)、
月の鼠(つきのねずみ)、月の桂(つきのかつら)、
月の都(つきのみやこ)、月宮殿(げつきゅうでん)、
月の鏡(つきのかがみ)、月の剣(つきのけん)、
月の氷(つきのこおり)
12 月代 つきしろ 三秋 月白(つきしろ)
13 上り月 のぼりづき 三秋 上弦の月(じょうげんのつき)
14 降り月 くだりづき 三秋 下り月(くだりづき)、下弦の月(かげんのつき)、
望くだり(もちくだり)
15 盆の月 ぼんのつき 初秋
16 初月 はつづき 仲秋 初月夜(はつづきよ)
17 二日月 ふつかづき 仲秋 繊月(せんげつ)、二日の月(ふつかのつき)
18 三日月 みかづき 仲秋 三日の月(みっかのつき)、月の眉(つきのまゆ)、
眉書月(まゆがきづき)、眉月(まゆづき)、
三日月眉(みかづきまゆ)、新月(しんげつ)、
若月(じゃくげつ)、月の剣(つきのつるぎ)、
蛾眉(がび)、初魄(しょはく)
19 弓張月 ゆみはりづき 三秋 弦(ゆみはり)、上の弓張(かみのゆみはり)、
下の弓張(しものゆみはり)、弦月(げんげつ)、
半月(はんげつ)、片割月(かたわれづき)、
月の弓(つきのゆみ)、月の舟(つきのふね)
20 夕月夜 ゆうづきよ 三秋 夕月(ゆうづき)、夕月夜(ゆうづくよ)、、
宵月(よいづき)、宵月夜(よいづきよ)
21 待宵 まつよい 仲秋 小望月(こもちづき)
22 名月 めいげつ 仲秋 十五夜(じゅうごや)、仲秋節(ちゅうしゅうせつ)、
芋名月(いもめいげつ)、今日の月(きょうのつき)、
今宵の月(こよいのつき)、月今宵(つきこよい)、
三五夜(さんごや)、三五の月(さんごのつき)、
端正の月(たんしょうのつき)、
名高き月(なだかきつき)、望月(もちづき)、
望の夜(もちのよ)、満月(まんげつ)、
明月(めいげつ)
23 良夜 りょうや 仲秋 良宵(りょうしょう)、佳宵(かしょう)
24 無月 むげつ 仲秋 曇る名月(くもるめいげつ)、
仲秋無月(ちゅうしゅうむげつ)、月の雲(つきのくも)
25 雨月 うげつ 仲秋 雨名月(あめめいげつ)、雨夜の月(あまよのつき)、
雨の月(あめのつき)、月の雨(つきのあめ)
26 十六夜 いざよい 仲秋 いざよう月(いざようつき)、二八夜(にはちや)、
十六夜(じゅうろくや)、既望(きぼう)
27 立待月 たちまちづき 仲秋 十七夜(じゅうしちや)、立待(たちまち)
28 居待月 いまちづき 仲秋 座待月(いまちづき)、居待(いまち)、
十八夜月(じゅうはちやづき)
29 臥待月 ふしまちづき 仲秋 寝待月(ねまちづき)、臥待(ふしまち)、寝待(ねまち)
30 更待月 ふけまちづき 仲秋 更待(ふけまち)、亥中の月(いなかのつき)、
二十日亥中(はつかいなか)、
二十日月(はつかづき)
31 宵闇 よいやみ 仲秋
32 有明月 ありあけづき 仲秋 有明(ありあけ)、朝月(あさづき)、
朝月夜(あさづきよ)、明の月(あけのつき)、
残る月(のこるつき)
33 真夜中の月 まよなかのつき 仲秋 二十三夜(にじゅうさんや)
34 後の月 のちのつき 晩秋 二夜の月(ふたよのつき)、十三夜(じゅうさんや)、
豆名月(まめめいげつ)、栗名月(くりめいげつ)、
名残の月(なごりのつき)、女名月(おんなめいげつ)、
姥月(うばづき)
35 秋の星 あきのほし 三秋 秋北斗(あきほくと)、白鳥座(はくちょうざ)、ペガサス
36 星月夜 ほしづきよ 三秋 ひしづくよ
37 天の川 あまのかわ 初秋 銀河(ぎんが)、銀漢(ぎんかん)、雲漢(うんかん)、
天漢(てんかん)、河漢(かかん)、星河(せいが)、
銀湾(ぎんわん)
38 流星 りゅうせい 三秋 流れ星(ながれぼし)、夜這星(よばいぼし)、
星流る(ほしながる)、星飛ぶ(ほしとぶ)、
星走る(ほしはしる)
39 碇星 いかりぼし 三秋 カイオペア
40 秋の初風 あきのはつかぜ 初秋 初秋風(はつあきかぜ)、初風(はつかぜ)
41 秋風 あきかぜ 三秋 秋の風(あきのかぜ)、秋風(しゅうふう)、
素風(そふう)、金風(きんぷう)
42 色無き風 いろなきかぜ 三秋 風の色(かぜのいろ)、素風(そふう)
43 爽籟 そうらい 三秋
44 初嵐 はつあらし 初秋
45 秋の嵐 あきのあらし 三秋 秋の大風(あきのおおかぜ)
46 野分 のわき 仲秋 野わけ(のわけ)、野分雲(のわきぐも)、
野分だつ(のわきだつ)、野分跡(のわきあと)、
野分晴(のわきばれ)
47 颱風 たいふう 中秋 台風(たいふう)、台風圏(たいふうけん)、
台風裡(たいふうり)、台風禍(たいふうか)、
台風眼(たいふうがん)、台風の目(たいふうのめ)
48 やまじ 仲秋
49 おしあな 仲秋
50 送りまぜ おくりまぜ 初秋 おくりまじ、送南風(おくりまぜ)
51 盆東風 ぼんごち 初秋 盆北風(ぼんぎた)
52 高西風 たかにし 仲秋 土用時化(どようじけ)、籾落し(もみおとし)
53 大西風 おおにし 晩秋
54 鮭颪 さけおろし 仲秋
55 黍嵐 きびあらし 仲秋 芋嵐(いもあらし)
56 雁渡し かりわたし 仲秋
57 青北風 あおぎた 仲秋
58 秋曇 あきぐもり 三秋 秋陰(しゅういん)
59 秋湿り あきじめり 三秋 しけ寒(しけさむ)
60 秋の雨 あきのあめ 三秋 秋霖(しゅうりん)、秋黴雨(あきついり)、
秋雨(あきさめ)
61 秋の村雨 あきのむらさめ 三秋
62 御山洗 おやまあらい 初秋 富士の山洗(ふじのやまあらい)
63 秋時雨 あきしぐれ 晩秋
64 富士の初雪 ふじのはつゆき 仲秋
65 秋雪 しゅうせつ 晩秋 秋の雪(あきのゆき)、秋の初雪(あきのはつゆき)
66 秋の雷 あきのらい 初秋 秋雷(しゅうらい)
67 稲妻 いなずま 三秋 稲光(いなびかり)、稲の殿(いねのとの)、
いなつるび、いなたま
68 秋の虹 あきのにじ 三秋 秋虹(あきにじ)
69 霧 きり 三秋 朝霧(あさぎり)、夕霧(ゆうぎり)、夜霧(よぎり)、
薄霧(うすぎり)、濃霧(のうむ)、狭霧(さぎり)、
霧の海(きりのうみ)、霧の谷(きりのたに)、
霧の帳(きりのとばり)、霧の籬(きりのまがき)、
霧襖(きりぶすま)、霧の香(きりのか)、
霧雨(きりさめ)、霧時雨(きりしぐれ)、霧雫(きりしずく)
70 露 つゆ 三秋 白露(しらつゆ)、初露(はつつゆ)、夕露(ゆうづゆ)、
夜露(よつゆ)、朝露(あさつゆ)、上露(うわつゆ)、
下露(したつゆ)、露の玉(つゆのたま)、
露の秋(つゆのあき)、露葎(つゆむぐら)、
露の宿(つゆのやど)、露けし(つゆけし)
71 露時雨 つゆしぐれ 晩秋
72 露寒 つゆざむ 晩秋 露寒し(つゆさむし)、露冴ゆる(つゆさゆる)
73 露霜 つゆじも 晩秋 水霜(みずしも)
74 秋の霜 あきのしも 晩秋 秋霜(しゅうそう)、秋の初霜(あきのはつじも)
75 秋の夕焼 あきのゆうやけ 三秋 秋夕焼(あきゆうやけ)
76 釣瓶落し つるべおとし 三秋 秋の落日(あきのらくじつ)
77 龍田姫 たつたひめ 三秋

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chiri EARTH geography

1 秋の山 あきのやま 三秋 秋山(しゅうざん)、秋の嶺(あきのみね)、秋嶺(しゅうれい)、
山澄む(やますむ)、山の秋(やまのあき)
2 山粧う やまよそう 三秋 山粧う(やまよそおう)、山彩る(やまいろどる)、
粧う山(よそおうやま)
3 秋の野 あきのの 三秋 秋野(あきの)、野の秋(ののあき)、野路の秋(のじのあき)、
秋郊(しゅうこう)
4 枯野の色 かれののいろ 晩秋 末枯野(うらがれの)、末枯の原(うらがれのはら)、
末枯の野山(うらがれののやま)、
末枯の野辺(うらがれののべ)、野の末枯(ののうらがれ)
5 野山の色 のやまのいろ 晩秋 野の色(ののいろ)、山の色(やまのいろ)、
野山色づく(のやまいろづく)
6 野山の錦 のやまのにしき 晩秋 野の錦(ののにしき)、山の錦(やまのにしき)、
秋の錦(あきのにしき)、草木の錦(くさきのにしき)
7 秋園 しゅうえん 三秋 秋の園(あきのその)、秋苑(しゅうえん)、
秋の庭(あきのにわ)、庭の秋(にわのあき)
8 花園 はなぞの 三秋 花壇(かだん)、花畑(はなばたけ)、花圃(かほ)
9 花野 はなの 三秋
10 秋の狩場 あきのかりば 三秋
11 秋の田 あきのた 三秋 田の色(たのいろ)、秋田(あきた)、色づく田(いろづくた)
12 刈田 かりた 晩秋 刈小田(かりおだ)、刈田道(かりたみち)、
刈田面(かりたづら)、苅田原(かりたはら)
13 穭田 ひつじだ 晩秋
14 落し水 おとしみず 仲秋 水落す(みずおとす)、田水落す(たみずおとす)、
堰外す(せきはずす)
15 秋の水 あきのみず 三秋 秋水(しゅうすい)、水の秋(みずのあき)
16 水澄む みずすむ 三秋
17 秋の川 あきのかわ 三秋 秋川(あきがわ)、秋江(しゅうこう)、秋の江(あきのこう)
18 秋出水 あきでみず 仲秋 洪水(こうずい)、水見舞(みずみまい)
19 秋の湖 あきのみずうみ 三秋 秋の湖(あきのうみ)、秋の沼(あきのぬま)、
秋の池(あきのいけ)
20 秋の海 あきのうみ 三秋 秋の波(あきのなみ)、秋濤(しゅうとう)
21 秋の潮 あきのしお 三秋 秋潮(あきしお)
22 初潮 はつしお 仲秋 葉月潮(はづきじお)、望の潮(もちのしお)
23 高潮 たかしお 晩秋 風津波(かぜつなみ)
24 盆波 ぼんなみ 初秋 盆荒(ぼんあれ)
25 秋の浜 あきのはま 三秋 秋渚(あきなぎさ)、秋汀(しゅうてい)、浜の秋(はまのあき)
26 不知火 しらぬい 仲秋 龍燈(りゅうとう)


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seikatsu 生活 Humanity, daily life, livelihood

1 秋の服 あきのふく 三秋
2 秋袷 あきあわせ 仲秋 秋の袷(あきのあわせ)、後の袷(のちのあわせ)
3 菊襲 きくがさね 晩秋
4 紅葉衣 もみじごろも 晩秋 紅葉重(もみじがさね)
5 浅漬大根 あさづけだいこん 晩秋
6 菊膾 きくなます 晩秋
7 鱸膾 すずきなます 三秋
8 鮞 はららご 仲秋 はらこ、筋子(すじこ)、すずこ、甘子(あまこ)、
鮞汁(はららじる)、鮞飯(はららごめし)
9 鯷漬 ひしこづけ 仲秋 鯷干す(ひしこほす)
10 うるか 晩秋 子うるか(こうるか)、臓うるか(わたうるか)、
苦うるか(にがうるか)
11 裂膾 さきなます 三秋
12 氷頭膾 ひずなます 仲秋
13 からすみ 晩秋
14 衣被 きぬかつぎ 仲秋
15 とろろ汁 とろろじる 三秋 薯蕷汁(とろろじる)、とろろ、薯汁(いもじる)、
薯粥(いもがゆ)、麦とろ(むぎとろ)、蕎麦とろ(そばとろ)
16 柚餅子 ゆべし 晩秋 柚醤(ゆびしお)
17 柚味噌 ゆみそ 晩秋 柚子味噌(ゆずみそ)、柚釜(ゆがま)、
柚味噌釜(ゆみそがま)
18 新蕎麦 しんそば 晩秋 秋蕎麦(あきそば)、走り蕎麦(はしりそば)、
初蕎麦(はつそば)、新蕎麦(あらそば)
19 新豆腐 しんどうふ 初秋
20 新米 しんまい 晩秋 今年米(ことしまい)、早稲の飯(わせのめし)、
古米(こまい)、古古米(ここまい)、新糯(しんもち)、
新糠(しんぬか)
21 新麹 しんこうじ 晩秋
22 焼米 やきごめ 初秋 やいごめ、ひらごめ、いりごめ、とりのくち、
焼米売(やきごめうり)
23 夜食 やしょく 三秋 夜食とる(やしょくとる)、夜食喰う(やしょくくう)、
夜食どき(やしょくどき)、夜食粥(やしょくがゆ)
24 枝豆 えだまめ 三秋 月見豆(つきみまめ)
25 豇豆飯 ささげめし 初秋
26 零余子飯 むかごめし 晩秋 ぬかご飯(ぬかごめし)、ぬかご汁(ぬかごじる)、
薯子飯(いもごめし)
27 栗飯 くりめし 仲秋 栗強飯(くりおこわ)
28 松茸飯 まつたけめし 仲秋 茸飯(きのこめし)
29 きりたんぽ 晩秋 たんぽ餅(たんぽもち)、やま餅(やまもち)
30 とんぶり 仲秋
31 橡餅 とちもち 晩秋 橡麺(とちめん)、橡団子(とちだんご)、橡粥(とちがゆ)
32 栗の子餅 くりのこもち 晩秋 栗子餅(くりこもち)、栗の粉餅(くりのこもち)
33 栗羊羹 くりようかん 晩秋 栗蒸羊羹(くりむしようかん)
34 搗栗作る かちぐりつくる 晩秋 打栗作る(うちぐりつくる)
35 干柿 ほしがき 晩秋 吊し柿(つるしがき)、釣柿(つりがき)、串柿(くしがき)、
甘干(あまぼし)、白柿(しろがき)、柿干す(かきほす)、
柿吊す(かきつるす)、ころ柿(ころがき)、
枯露柿(ころがき)柿すだれ(かきすだれ)
36 柿羊羹 かきようかん 晩秋
37 新酒 しんしゅ 晩秋 新走り(あらばしり)、今年酒(ことしざけ)、
早稲酒(わせざけ)、利酒(ききざけ)、聞酒(もんしゅ)、
新酒糟(しんしゅかす)
38 古酒 こしゅ 晩秋 ふるざけ
39 濁酒 にごりざけ 晩秋 だくしゅ、どぶろく、どびろく、諸醪(もろみ)、
諸味(もろみ)、中汲(なかくみ)
40 葡萄酒醸す ぶどうしゅかもす 仲秋 葡萄酒製す(ぶどうしゅせいす)、
葡萄酒作る(ぶどうしゅつくる)、
ワイン作る(わいんつくる)、ワイン祭(わいんまつり)
41 猿酒 さるざけ 三秋 猴酒(ましらざけ)
42 菊の酒 きくのさけ 晩秋 菊酒(きくざけ)、菊花の酒(きくかのさけ)
43 温め酒 あたためざけ 晩秋
44 秋の燈 あきのひ 三秋 燈火親しむ(とうかしたしむ)、秋燈(しゅうとう)、
燈火の秋(とうかのあき)
45 燈火親しむ とうかしたしむ 三秋 燈火親し(とうかしたし)、燈火の秋(とうかのあき)
46 秋の宿 あきのやど 三秋 秋の庵(あきのいお)、秋の戸(あきのと)
47 秋の蚊帳 あきのかや 三秋 蚊帳の果(かやのはて)、蚊帳の名残(かやのなごり)、
蚊帳の別れ(かやのわかれ)、九月蚊帳(くがつがや)
48 秋扇 あきおうぎ 初秋 秋扇(しゅうせん)、扇置く(おうぎおく)、
捨扇(すておうぎ)、忘れ扇(わすれおうぎ)
49 秋団扇 あきうちわ 三秋 団扇置く(うちわおく)、捨団扇(すてうちわ)、
忘れ団扇(わすれうちわ)
50 秋簾 あきすだれ 仲秋 簾の名残(すだれのなごり)、簾外す(すだれはずす)、
簾納む(すだれおさむ)、簾の別れ(すだれのわかれ)、
秋簾(あきす)
51 菊枕 きくまくら 晩秋 菊枕(きくちん)、菊の枕(きくのまくら)
52 燈籠 とうろう 初秋 盆燈籠(ぼんどうろう)、盆提燈(ぼんぢょうちん)、
高燈籠(たかどうろう)、揚燈籠(あげどうろう)、
切子燈籠(きりこどうろう)、切子(きりこ)、
折掛燈籠(おりかけどうろう)、折掛(おりかけ)、
花燈籠(はなどうろう)、絵燈籠(えどうろう)、
軒燈籠(のきどうろう)、舟燈籠(ふなどうろう)、
墓燈籠(はかどうろう)、燈籠見物(とうろうけんぶつ)、
燈籠店(とうろうてん)
53 行水名残 ぎょうずいなごり 仲秋 行水の果(ぎょうずいのはて)
54 障子洗う しょうじあらう 仲秋
55 障子貼る しょうじはる 仲秋 障子の貼替(しょうじのはりかえ)
56 障子襖を入れる しょうじふすまをいれる 仲秋 障子入るる(しょうじいるる)、襖入るる(ふすまいるる)
57 葭戸蔵う よしどしまう 仲秋 簀戸蔵う(すどしまう)
58 簟名残 たかむしろなごり 仲秋 簟の別れ(たかむしろのわかれ)
59 火恋し ひこいし 晩秋 炭火恋し(すみびこいし)、炉火恋し(ろびこいし)、
火鉢欲し(ひばちほし)、炬燵欲し(こたつほし)
60 秋の炉 あきのろ 晩秋 秋炉(しゅうろ)
61 風炉の名残 ふろのなごり 晩秋 風炉名残(ふろなごり)、名残の茶(なごりのちゃ)、
名残月(なごりづき)
62 冬仕度 ふゆじたく 晩秋 冬用意(ふゆようい)、雪支度(ゆきじたく)
63 松手入 まつていれ 晩秋
64 秋耕 しゅうこう 三秋
65 八月大名 はちがつだいみょう 初秋
66 添水 そうず 三秋 僧都(そうず)、ばったんこ、ばった、
山田の僧都(やまどのそうず)、唐臼(からうす)、
兎鼓(うさぎつづみ)
67 案山子 かがし 三秋 そめ、おどし、おどせ、おどろかし、とぼし、とうぼし、
鎌しめ(かましめ)、嗅がし(かがし)、焼しめ(やきしめ)、
かかし、かがせ、鳥威し(とりおどし)
68 鳴子 なるこ 三秋 引板(ひた)、ひきいた、鳴竿(なるさお)、
鳴子縄(なるこなわ)、鳴子守(なるこもり)
69 鳥威し とりおどし 三秋 威し銃(おどしづつ)
70 田守 たもり 三秋 小田守る(おだまもる)、稲番(いなばん)、
田の庵(たのいお)、田番小屋(たばんごや)
71 鹿火屋 かひや 三秋 鹿火屋(かびや)、鹿火屋守(かひやもり)
72 鹿垣 ししがき 三秋 鹿小屋(ししごや)、犬垣(いぬがき)、猪垣(いがき)、
ししぐね
73 稲刈 いねかり 晩秋 秋師(あきし)、秋女(あきおんな)、刈稲(かりいね)、
田刈(たかり)、小田刈る(おだかる)、
秋田刈る(あきたかる)、夜田刈(よるたかり)、
収穫(とりいれ)、稲車(いねぐるま)、
稲積む(いねつむ)、稲舟(いなぶね)、刈上(かりあげ)、
刈上の節供(かりあげのせっく)、
刈上餅(かりあげもち)稲刈鎌(いねかりがま)、
鎌祝(かまいわい)
74 稲干す いねほす 晩秋 刈干(かりぼし)、稲掛(いねかけ)、干稲(ほしいね)、
掛稲(かけいね)、稲塚(いなづか)、稲堆(いなにお)、
稲叢(いなむら)、稲垣(いながき)
75 稲架 はざ 晩秋 はさ、はで、はつき、はさ木(はさき)、稲木(いなぎ)、
稲城(いなぎ)、田茂木(たもぎ)、稲積(にお)、
稲棒(ぼつち)
76 鎌祝い かまいわい 晩秋 鎌納め(かまおさめ)、鎌あげ(かまあげ)、
刈上げ(かりあげ)
77 稲扱き いねこき 晩秋 稲打(いねうち)、脱穀機(だっこくき)、
稲扱機(いねこきき)、稲埃(いなほこり)
78 籾 もみ 晩秋 籾干す(もみほす)、籾筵(もみむしろ)、
籾殻焼く(もみがらやく)
79 籾摺 もみすり 晩秋 籾磨(もみすり)、籾摺臼(もみすりうす)、
籾臼(もみうす)、籾引(もみひき)、籾埃(もみぼこり)、
籾摺唄(もみすりうた)、籾摺機(もみすりき)
80 夜庭 よにわ 晩秋 朝庭(あさにわ)、大庭(おおにわ)、小庭(こにわ)、
庭揚げ(にわあげ)
81 秋納め あきおさめ 晩秋 秋揚げ(あきあげ)、秋振舞(あきぶるまい)、
田仕舞(たじまい)、秋忘(あきわすれ)
82 豊年 ほうねん 仲秋 豊の秋(とよのあき)、出来秋(できあき)、
豊作(ほうさく)
83 凶作 きょうさく 晩秋 不作(ふさく)、旱魃田(かんばつでん)
84 新藁 しんわら 晩秋 今年藁(ことしわら)
85 藁塚 わらづか 晩秋 にお、藁にお(わらにお)、藁ぐろ(わらぐろ)、
藁こづみ(わらこづみ)
86 夜なべ よなべ 晩秋 夜業(やぎょう)、夜仕事(よしごと)
87 俵網 たわらあみ 晩秋 米俵編む(こめだわらあむ)、炭俵編む(すみだわらあむ)
88 砧 きぬた 三秋 衣打つ(ころもうつ)、擣衣(とうい)、夕砧(ゆうきぬた)、
宵砧(よいきぬた)、小夜砧(さよきぬた)、
遠砧(とおきぬた)、砧の槌(きぬたのつち)、
砧盤(きぬたばん)、藁砧(わらきぬた)、
紙砧(かみきぬた)、葛砧(くずきぬた)
89 渋取 しぶとり 仲秋 渋取る(しぶとる)、渋搗く(しぶつく)、柿渋(かきしぶ)、
柿搗歌(かきつきうた)、渋糟(しぶかす)、
木渋桶(きしぶおけ)
90 新渋 しんしぶ 仲秋 今年渋(ことししぶ)、生渋(きしぶ)、
一番渋(いちばんしぶ)、二番渋(にばんしぶ)
91 若煙草 わかたばこ 三秋 新煙草(しんたばこ)、今年煙草(ことしたばこ)、
煙草干す(たばこほす)、懸煙草(かけたばこ)、
縄煙草(なわたばこ)
92 櫨ちぎり はぜちぎり 晩秋 櫨採(はぜとり)、櫨買(はぜかい)
93 竹伐る たけきる 仲秋
94 綿取 わたとり 仲秋 綿摘(わたつみ)、綿弓(わたゆみ)、
綿打弓(わたうちゆみ)、綿干す(わたほす)、
綿繰り(わたくり)、綿買(わたかい)
95 新綿 しんわた 晩秋 新綿(にいわた)、今年綿(ことしわた)
96 新絹 しんぎぬ 三秋 今年絹(ことしぎぬ)、新機(しんはた)
97 糸瓜の水取る へちまのみずとる 仲秋 糸瓜引く(へちまひく)、糸瓜の水(へちまのみず)
98 種採 たねとり 晩秋
99 菜種蒔く なたねまく 晩秋
100 芥菜蒔く からしなまく 仲秋
101 大根蒔く だいこんまく 初秋
102 野菜の秋蒔き やさいのあきまき 三秋 秋蒔野菜(あきまきやさい)、蕪蒔く(かぶまく)、
牛蒡蒔く(ごぼうまく)、蚕豆植う(そらまめうう)、
豌豆植う(えんどううう)
103 罌粟蒔く けしまく 仲秋
104 紫雲英蒔く げんげまく 晩秋
105 草花秋蒔く くさばなあきまく 仲秋
106 牡丹の根分 ぼたんのねわけ 仲秋 牡丹の接木(ぼたんのつぎき)
107 芍薬の根分 しゃくやくのねわけ 仲秋
108 葛掘る くずほる 晩秋 葛引く(くずひく)、葛根掘る(くずねほる)
109 薬掘る くすりほる 晩秋 薬採る(くすりとる)、薬草掘る(やくそうほる)、
茜掘る(あかねほる)
110 苦参引く くららひく 晩秋 草槐掘る(くさえんじゅほる)
111 千振引く せんぶりひく 晩秋 千振採る(せんぶりとる)、当薬引く(とうやくひく)、
千振干す(せんぶりほす)
112 豆引く まめひく 初秋 大豆引く(だいずひく)、小豆引く(あずきひく)
113 大豆干す だいずほす 初秋 豆稲架(まめはざ)、豆干す(まめほす)、
小豆干す(あずきほす)、豆打つ(まめうつ)、
豆叩く(まめたたく)、大豆打つ(だいずうつ)、
小豆打つ(あずきうつ)、小豆殻(あずきがら)、
豆殻(まめがら)
114 牛蒡引く ごぼうひく 晩秋 牛蒡掘る(ごぼうほる)
115 胡麻刈る ごまかる 仲秋 胡麻干す(ごまほす)、胡麻叩く(ごまたたく)、
新胡麻(しんごま)、黒胡麻(くろごま)、
金胡麻(きんごま)、胡麻殻(ごまがら)
116 粟刈る あわかる 仲秋 粟引く(あわひく)、粟干す(あわほす)、
粟打つ(あわうつ)、粟筵(あわむしろ)
117 萩刈る はぎかる 晩秋 萩刈(はぎかり)
118 菱取る ひしとる 晩秋 菱採り(ひしとり)、菱の実取る(ひしのみとる)、
菱舟(ひしぶね)、茹菱(ゆでびし)
119 木賊刈る とくさかる 晩秋
120 萱刈る かやかる 晩秋 萱葺く(かやふく)、萱の軒場(かやののきば)、
薄刈る(すすきかる)
121 蘆刈 あしかり 晩秋 蘆刈女(あしかりめ)、蘆刈舟(あしかりぶね)、
蘆舟(あしぶね)
122 蘆火 あしび 晩秋
123 草泊 くさどまり 仲秋 草山(くさやま)
124 桑括る くわくくる 晩秋
125 蔓たぐり つるたぐり 晩秋 蔓切(つるきり)、蔓引(つるひき)
126 牧閉す まきとざす 晩秋 馬下げ(うまさげ)、牧帰り(まきがえり)
127 秋繭 あきまゆ 晩秋
128 初猟 はつりょう 晩秋 銃猟はじまる(じゅうりょうはじまる)、
銃猟期に入る(じゅうりょうきのはいる)、猟開禁(りょうかいきん)
129 鷹打 たかうち 初秋 鷹打所(たかうちどころ)、鷹網(たかあみ)、
待網掛(まちあがけ)、荒鷹(あらたか)
130 小鷹狩 こたかがり 初秋 初鷹狩(はつたかがり)、初鷹(はつたか)、
初鷹野(はつたかの)、小鷹野(こたかの)、初鳥狩(はつとがり)
131 小鳥狩 ことりがり 晩秋 小鳥網(ことりあみ)、霞網(かすみあみ)、
鳥屋(とや)、鳥屋師(とやし)、鳥屋場(とやば)
132 囮 おとり 晩秋 囮番(おとりばん)、囮守(おとりもり)、囮籠(おとりかご)
133 高擌 たかはご 晩秋 高羽籠(たかはご)、高縄(たかなわ)、高はが(たかはが)、木莵引(ずくひき)
134 鳩吹 はとふく 初秋 鳩笛(はとぶえ)、鳩吹く風(はとふくかぜ)
135 鹿狩 ししがり 仲秋 鹿狩(しかがり)、鹿笛(ししぶえ)、鹿笛(しかぶえ)
136 下り簗 くだりやな 三秋
137 崩れ簗 くずれやな 晩秋
138 網代打 あじろうち 晩秋 網代木打つ(あじろぎうつ)
139 鮭打 さけうち 晩秋 鮭網(さけあみ)、鮭小屋(さけごや)、鮭番屋(さけばんや)、鮭簗(さけやな)
140 鯊釣 はぜつり 三秋 鯊舟(はぜぶね)、鯊の竿(はぜのさお)
141 鰯引く いわしひく 晩秋 鰯網(いわしあみ)、小鰯引く(こいわしひく)
142 根釣 ねづり 晩秋 根魚(ねうお)、根魚釣(ねうおづり)、岸釣(きしづり)
143 秋の鵜飼 あきのうかい 初秋 秋鵜飼(あきうかい)、秋の鵜(あきのう)
144 烏賊干す いかほす 三秋 烏賊洗(いかあらい)、烏賊裂(いかさき)、
烏賊襖(いかぶすま)、塩烏賊(しおいか)
145 相撲 すもう 初秋 相撲節会(すまいのせちえ)、宮相撲(みやずもう)、
草相撲(くさずもう)、辻相撲(つじずもう)、
相撲取(すもうとり)、勝相撲(かちずもう)、負相撲(まけずもう)、夜相撲(よずもう)、
土俵(どひょう)、角力(すもう)、すまい
146 月見 つきみ 仲秋 観月(かんげつ)、月祭る(つきまつる)、
月を待つ(つきをまつ)、月の宴(つきのえん)、
月の座(つきのざ)、月見酒(つきみざけ)、
月の宿(つきのやど)、月の友(つきのとも)、
月見茶屋(つきみぢゃや)、月見舟(つきみぶね)
147 ばい廻し ばいまわし 晩秋 べい独楽(べいごま)、ばい打(ばいうち)、
ばいばいごま、強ばい(つよばい)、勝ばい(かちばい)、
負ばい(まけばい)
148 菊花展 きくかてん 晩秋 菊展(きくてん)
149 菊人形 きくにんぎょう 晩秋 菊師(きくし)
150 虫売 むしうり 三秋 虫屋(むしや)
151 虫籠 むしかご 三秋 むしご、むしこ
152 秋の野遊び あきののあそび 三秋 秋遊(あきあそび)、秋の山遊(あきのやまあそび)、
秋のピクニック(あきのぴくにっく)、
秋の遠足(あきのえんそく)
153 茸狩 たけがり 晩秋 茸採り(きのことり)、茸狩(きのこがり)、
茸籠(きのこかご)、茸筵(たけむしろ)
154 紅葉の賀 もみじのが 晩秋 秋の御遊(あきのぎょゆう)
155 紅葉狩 もみじがり 晩秋 紅葉見(もみじみ)、観楓(かんぷう)、
紅葉踏む(もみじふむ)、紅葉酒(もみじざけ)、
紅葉茶屋(もみじぢゃや)、紅葉舟(もみじぶね)、
紅葉焚く(もみじたく)
156 芋煮会 いもにかい 晩秋 芋煮(いもに)
157 秋意 しゅうい 三秋
158 秋思 しゅうし 三秋 秋懐(しゅうかい)、傷秋(しょうしゅう)、
秋容(しゅうよう)、秋あわれ(あきあわれ)、
秋さびし(あきさびし)
159 秋興 しゅうきょう 三秋 秋の遊び(あきのあそび)
160 秋渇き あきがわき 三秋
161 雁瘡 がんがさ 晩秋 雁瘡(がんそう)、雁来瘡(がんがさ)
162 休暇明 きゅうかあけ 初秋 休暇果つ(きゅうかはつ)、二学期(にがっき)、
秋学期(しゅうがっき)、休暇了う(きゅうかしまう)、
夏期休暇果つ(かききゅうかはつ)
163 運動会 うんどうかい 三秋 秋季大運動会(しゅうきだいうんどうかい)、
体育祭(たいいくさい)
164 夜学 やがく 三秋 夜学子(やがくし)、夜学生(やがくせい)、
夜学校(やがっこう)、夜間学校(やかんがっこう)、
夜習(よならい)

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gyooji 行事 Observances, seasonal events

1 七日の御節供 なぬかのおんせちく 初秋 索餅(さくべい)
2 相撲の節 すまいのせち 初秋 相撲の節(すもうのせち)、
相撲の節会(すもうのせちえ)、相撲会(すもうえ)、
部領使(ことりづかい)
3 司召 つかさめし 仲秋 秋の除目(あきのじもく)、京官除目(きょうかんじもく)
4 秋の駒牽 あきのこまびき 仲秋 駒迎え(こまむかえ)、引分使(ひきわけづかい)、
望月の駒(もちづきのこま)、霧原の駒(きりはらのこま)
5 重陽 ちょうよう 晩秋 重九(ちょうきゅう)、菊の節供(きくのせっく)、
今日の菊(きょうのきく)、菊の日(きくのひ)、
重陽の宴(ちょうようのえん)、菊の酒(きくのさけ)、
刈上の節供(かりあげのせっく)、三九日(さんくにち)、
三九日(みくにち)、みくにち茄子(みくにちなす)
6 菊の着綿 きくのきせわた 晩秋 菊の綿(きくのわた)、菊の染綿(きくのそめわた)
7 虫選 むしえらび 三秋 虫狩(むしがり)、虫採り(むしとり)、虫吹く(むしふく)、
虫合せ(むしあわせ)
8 秋季皇霊祭 しゅうきこうれいさい 仲秋
9 例幣 れいへい 晩秋 伊勢奉幣(いせほうへい)
10 毛見 けみ 仲秋 検見(けみ)、毛見の衆(けみのしゅう)、
毛見の日(けみのひ)、毛見果(けみはて)、
毛見の賂い(けみのまかない)、坪刈(つぼがり)
11 不堪田の奏 ふかんでんのそう 晩秋
12 終戦記念日 しゅうせんきねんび 初秋 終戦の日(しゅうせんのひ)、敗戦の日(はいせんのひ)、
終戦日(しゅうせんび)、敗戦日(はいせんび)、
敗戦忌(はいせんき)
13 震災記念日 しんさいきねんび 初秋 震災忌(しんさいき)
14 敬老の日 けいろうのひ 仲秋 老人の日(ろうじんのひ)、年寄の日(としよりのひ)
15 秋分の日 しゅうぶんのひ 仲秋
16 赤い羽根 あかいはね 晩秋 愛の羽根(あいのはね)
17 体育の日 たいいくのひ 晩秋
18 国民体育大会 こくみんたいいくたいかい 晩秋 国体(こくたい)
19 文化の日 ぶんかのひ 晩秋 明治節(めいじせつ)、文化祭(ぶんかさい)
20 芸術祭 げいじゅつさい 晩秋
21 美術展覧会 びじゅつてんらんかい 三秋 二科展(にかてん)、院展(いんてん)、日展(にってん)、
美術の秋(びじゅつのあき)
22 正倉院曝涼 しょうそういんばくりょう 晩秋 風入れ(かぜいれ)
23 硯洗 すずりあらい 初秋 硯洗う(すずりあらう)、机洗う(つくえあらう)
24 七夕 たなばた 初秋 棚機つ女(たなばたつめ)、乞巧奠(きこうでん)、
星祭(ほしまつり)、牽牛星(けんぎゅうせい)、
彦星(ひこぼし)、犬飼星(いぬかいぼし)、
男星(おぼし)、男七夕(おたなばた)、
織女星(しょくじょせい)、妻星(つまぼし)、
女星(めぼし)、機織姫(はたおりひめ)、
棚機姫(たなばたひめ)、女七夕(めたなばた)、
二星(じせい)、星合(ほしあい)、星迎(ほしむかえ)、
星の契(ほしのちぎり)、星の恋(ほしのこい)、
星の妹背(ほしのいもせ)、星の別(ほしのわかれ)、
星今宵(ほしこよい)、乏し妻(ともしづま)、
七夕竹(たなばただけ)、七夕送り(たなばたおくり)、
七夕流し(たなばたながし)、
七夕竹売(たなばただけうり)、
芋の葉の露(いものはのつゆ)、
七夕棚(たなばただな)、七夕雨(たなばたあめ)、
鵲の橋(かささぎのはし)、七夕紙(たなばたがみ)、
七夕色紙(たなばたしきし)、短冊竹(たんざくだけ)、
星宮祭(ほしのみやまつり)
25 星合 ほしあい 初秋 星迎(ほしむかえ)、星の契(ほしのちぎり)、
星の恋(ほしのこい)、星の妹背(ほしのいもせ)、
星の別(ほしのわかれ)、別れ星(わかれぼし)、
星の閨(ほしのねや)、星合の浜(ほしあいのはま)、
星合の空(ほしあいのそら)、年の渡(としのわたり)、
紅葉の橋(もみじのはし)
26 二星 にせい 初秋 二星(じせい)、牛女(ぎゅうじょ)、女夫星(めおとぼし)、
燈姫(ともしびひめ)、乏し妻(ともしづま)
27 牽牛 けんぎゅう 初秋 牽牛星(けんぎゅうせい)、牛引星(うしひきぼし)、
彦星(ひこぼし)、男星(おぼし)、
犬飼星(いぬかいぼし)、男七夕(おたなばた)
28 織女 しょくじょ 初秋 織女星(しょくじょせい)、妻星(つまぼし)、
女星(めぼし)、星の妻(ほしのつま)、織姫(おりひめ)、
機織姫(はたおりひめ)、棚機姫(たなばたひめ)、
棚機つ女(たなばたつめ)、女七夕(めたなばた)
29 七姫 ななひめ 初秋 七夕七姫(たなばたななひめ)、秋去姫(あきさりひめ)、
薫姫(たきものひめ)、ささがに姫(ささがにひめ)、
百子姫(ももこひめ)、糸織姫(いとおりひめ)、
朝顔姫(あさがおひめ)、梶の葉姫(かじのはひめ)
30 妻迎舟 つまむかえぶね 初秋 妻越し舟(つまこしぶね)、妻送り舟(つまおくりぶね)、
妻呼ぶ舟(つまよぶふね)、七種の舟(しちしゅのふね)
31 鵲の橋 かささぎのはし 初秋 星の橋(ほしのはし)、行合の橋(ゆきあいのはし)、
寄羽の橋(よりばのはし)、
天の小夜橋(あまのさよはし)、
紅葉の橋(もみじのはし)、烏鵲の橋(うじゃくのはし)
32 乞巧奠 きこうでん 初秋 きっこうてん、乞巧棚(きっこうだな)、
乞巧針(きっこうばり)
33 庭の立琴 にわのたてごと 初秋 立琴(たてごと)、九枝燈(きゅうしとう)、
火取香(ひとりこう)、紅葉の帳(もみじのとばり)
34 星の薫物 ほしのたきもの 初秋 星の薫(ほしのかおり)
35 願の糸 ねがいのいと 初秋 願糸(がんし)、五色の糸(ごしきのいと)
36 貸小袖 かしこそで 初秋 星の貸物(ほしのかしもの)
37 七箇の池 ななこのいけ 初秋 百子の池(ももこのいけ)、七遊(ななあそび)、
七夕の御遊(たなばたのおあそび)、
七種の御手向(しちしゅのおたむけ)
38 梶の葉 かじのは 初秋 梶の七葉(かじのななは)、
梶葉の歌(かじのはのうた)、梶葉売(かじのはうり)
39 梶鞠 かじまり 初秋 梶の鞠(かじのまり)、飛鳥井の鞠(あすかいのまり)、
七夕の鞠(たなばたのまり)、
七夕の蹴鞠(たなばたのけまり)、楮の鞠(こうぞのまり)
40 真菰の馬 まこものうま 初秋 草刈馬(くさかりうま)、七夕馬(たなばたうま)、
迎馬(むかえうま)
41 眠流し ねむりながし 初秋 侫武多(ねぶた)、金魚ねぶた(きんぎょねぶた)、
扇燈籠(おぎどろ)、喧嘩ねぶた(けんかねぶた)、
ねむた流し(ねむたながし)、おねんぶり、
ねぶた祭(ねぶたまつり)、跳人(はねと)
42 竿燈 かんとう 初秋
43 釜蓋朔日 かまぶたついたち 初秋 蜻蛉朔日(とんぼついたち)
44 草の市 くさのいち 初秋 草市(くさいち)、盆市(ぼんいち)、盆の市(ぼんのいち)、
手向の市(たむけのいち)、真菰売(まこもうり)、
燈籠売(とうろううり)
45 盆用意 ぼんようい 初秋 盆支度(ぼんじたく)
46 七日盆 なぬかぼん 初秋 盆始め(ぼんはじめ)、磨き盆(みがきぼん)、
池替え盆(いけかえぼん)、墓薙ぎ(はかなぎ)
47 盆路 ぼんみち 初秋 盆路作り(ぼんみちづくり)、朔日路(ついたちみち)、
精霊路(しょうりょうみち)、路刈り(みちかり)、
路薙ぎ(みちなぎ)
48 盆花 ぼんばな 初秋 精霊花(しょうりょうばな)、盆花迎え(ぼんばなむかえ)、
盆花折(ぼんばなおり)、盆花売(ぼんばなうり)
49 盆 ぼん 初秋 魂祭(たままつり)、盂蘭盆(うらぼん)、ぼに、
盆棚(ぼんだな)、魂棚(たまだな)、
精霊棚(しょうりょうだな)、先祖棚(せんぞだな)、
空棚(からだな)、棚経(たなぎょう)、
真菰筵(まこもむしろ)、水の実(みずのみ)、
水の子(みずのこ)、新盆(にいぼん)、荒棚(あらたな)、
初盆(はつぼん)、新盆(しんぼん)、あら盆(あらぼん)、
新精霊(にいじょうろ)、新盆見舞(しんぼんみまい)、
精霊祭(しょうりょうまつり)、盆支度(ぼんじたく)、
盆前(ぼんまえ)、盆過(ぼんすぎ)、盆会(ぼんえ)
50 生御魂 いきみたま 初秋 生身魂(いきみたま)、生見玉(いきみたま)、
生き盆(いきぼん)
51 蓮の飯 はすのめし 初秋 荷葉の飯(はすはのめし)、荷飯(はすめし)
52 刺鯖 さしさば 初秋 差鯖(さしさば)
53 苧殻 おがら 初秋 麻殻(あさがら)、あさぎ
54 迎火 むかえび 初秋 門火(かどび)、魂迎え(たまむかえ)、
精霊迎え(しょうりょうむかえ)、苧殻火(おがらび)、
苧殻焚く(おがらたく)、樺火(かばび)、魂待つ(たままつ)
55 精霊火 しょうろうび 初秋 盆火(ぼんび)
56 施餓鬼 せがき 初秋 施餓鬼会(せがきえ)、施餓鬼寺(せがきでら)、
施餓鬼幡(せがきばた)、施餓鬼棚(せがきだな)、
施餓鬼檀(せがきだん)、川施餓鬼(かわせがき)、
海施餓鬼(うみでがき)、施餓鬼舟(せがきぶね)、
水陸会(すいりくえ)
57 茄子の馬 なすのうま 初秋 瓜の馬(うりのうま)、瓜の牛(うりのうし)、
茄子の牛(なすのうし)、迎馬(むかえうま)、
送馬(おくりうま)
58 墓参 はかまいり 初秋 墓参(ぼさん)、墓詣(はかもうで)、展墓(てんぼ)、
掃苔(そうたい)、墓掃除(はかそうじ)、
墓洗う(はかあらう)
59 送り盆 おくりぼん 初秋 裏盆(うらぼん)、しまい盆(しまいぼん)、
盆供流し(ぼんぐながし)
60 送り火 おくりび 初秋 魂送(たまおくり)
61 百八燈 ひゃくはちとう 初秋 南部の火祭(なんぶのひまつり)、
百八たい(ひゃくはちたい)、投松明(なげたいまつ)、
なげんでい
62 大文字 だいもんじ 初秋 大文字の火(だいもんじのひ)、
妙法の火(みょうほうのひ)、船形の火(ふながたのひ)、
鳥居形の火(とりいがたのひ)、施火(せび)
63 燈籠流 とうろうながし 初秋 精霊流し(しょうりょうながし)、流燈(りゅうとう)、
流燈会(りゅうとうえ)
64 精霊舟 しょうりょうぶね 初秋 盆舟(ぼんぶね)、送舟(おくりぶね)、
燈籠舟(とうろうぶね)、麦殻舟(むぎがらぶね)
65 踊 おどり 初秋 盆踊(ぼんおどり)、ながし、ぞめき、
盆やつし(ぼんやつし)、おけさ踊(おけさおどり)、
さんさ踊(さんさおどり)、供養踊(くようおどり)、
精霊踊(しょうりょうおどり)、燈籠踊(とうろうおどり)、
切子踊(きりこおどり)、豊年踊(ほうねんおどり)、
木曾踊(きそおどり)、阿波踊(あわおどり)、
踊子(おどりこ)、踊場(おどりば)、踊の輪(おどりのわ)、
踊唄(おどりうた)、踊太鼓(おどりだいこ)、
踊浴衣(おどりゆかた)、踊笠(おどりがさ)、
音頭取(おんどとり)
66 風の盆 かぜのぼん 初秋 おわら祭(おわらまつり)、
八尾の廻り盆(やつおのまわりぼん)
67 盆竈 ぼんがま 初秋 辻飯(つじめし)、盆まま(ぼんまま)、盆飯(ぼんめし)
68 盆綱引 ぼんづなひき 初秋 盆綱(ぼんづな)
69 盆休 ぼんやすみ 初秋
70 盆節季 ぼんせっき 初秋 盆の掛乞(ぼんのかけごい)、盆払(ぼんばらい)、
盆勘定(ぼんかんじょう)
71 中元 ちゅうげん 初秋 お中元(おちゅうげん)、中元贈答(ちゅうげんぞうとう)、
中元売出(ちゅうげんうりだし)、盆礼(ぼんれい)、
盆の廻礼(ぼんのかいれい)、盆見舞(ぼんみまい)、
盆の贈物(ぼんのおくりもの)
72 後の薮入 のちのやぶいり 初秋 秋の薮入(あきのやぶいり)
73 衝突入 つといり 初秋 山田のつと入(やまだのつといり)、
盆のつと入(ぼんのつといり)
74 八朔の祝 はっさくのいわい 仲秋 田実の節(たのみのせち)、憑の節供(たのみのせっく)、
田面の節(たのものせち)、絵行器(えぼかい)、
綵雀(つくりすずめ)、造り雉(つくりきじ)、
造り鷺(つくりさぎ)、姫瓜雛(ひめうりびな)、
姫瓜の節句(ひめうりのせっく)、
八朔の白小袖(はっさくのしろこそで)、
八朔の白帷子(はっさくのしろかたびら)
75 尾花の粥 おばなのかゆ 仲秋 尾花粥(おばながゆ)、小花粥(おばながゆ)、
薄粥(すすきがゆ)
76 後の二日灸 のちのふつかぎゅう 仲秋 秋の二日灸(あきのふつかやいと)
77 後の出代 のちのでがわり 仲秋 秋の出代(あきのでがわり)
78 松前帰る まつまえかえる 晩秋 松前上る(まつまえのぼる)
79 馬市 うまいち 仲秋 馬の市(うまのいち)
80 おくにち 仲秋 おくんち、くんち
81 高きに登る たかきにのぼる 仲秋 登高(とうこう)、茱萸の袋(ぐみのふくろ)、
茱萸の酒(ぐみのさけ)
82 十日の菊 とおかのきく 仲秋 小重陽(こちょうよう)、残菊の宴(ざんぎくのえん)、
後日の菊(ごにちのきく)
83 後の雛 のちのひな 仲秋 秋の雛(あきのひな)、菊雛(きくびな)
84 鹿の角切 しかのつのきり 晩秋 角伐(つのきり)、鹿寄せ(しかよせ)、鹿釣り(しかつり)
85 べったら市 べったらいち 晩秋 浅漬市(あさづけいち)
86 秋場所 あきばしょ 仲秋 九月場所(くがつばしょ)
87 盆狂言 ぼんきょうげん 初秋 盆芝居(ぼんしばい)、盆替り(ぼんがわり)
88 秋狂言 あききょうげん 仲秋 九月狂言(くがつきょうげん)、
名残狂言(なごりきょうげん)、九月芝居(くがつしばい)
89 地芝居 じしばい 晩秋 村芝居(むらしばい)、村歌舞伎(むらかぶき)、
地狂言(じきょうげん)
90 秋祭 あきまつり 三秋 里祭(さとまつり)、村祭(むらまつり)、
在祭(ざいまつり)、浦祭(うらまつり)
91 愛宕火 あたごび 初秋
92 北野祭 きたのまつり 初秋
93 数方庭祭 すっぽうていまつり 初秋
94 深川祭 ふかがわまつり 初秋 富岡祭(とみおかまつり)、
深川八幡祭(ふかがわはちまんまつり)
95 戸隠祭 とがくしまつり 初秋
96 三島祭 みしままつり 初秋
97 玉取祭 たまとりまつり 初秋 厳島延年祭(いつくしまえんねんさい)
98 吉田火祭 よしだひまつり 初秋 吉田浅間祭(よしだせんげんまつり)、
芒祭(すすきまつり)、火伏祭(ひぶせまつり)
99 御射山祭 みさやままつり 初秋 穂屋(ほや)、穂屋祭(ほやまつり)
100 鹿島祭 かしままつり 初秋 鹿島御神幸祭(かしまごしんこうさい)
101 気比祭 けひまつり 仲秋 敦賀祭(つるがまつり)
102 芝神明祭 しばしんめいまつり 晩秋 だらだら祭(だらだらまつり)、生姜市(しょうがいち)
103 愁思祭 しゅうしさい 仲秋
104 伊勢御遷宮 いせごせんぐう 晩秋 御遷宮(ごせんぐう)
105 筥崎祭 はこざきまつり 仲秋 筥崎放生会(はこざきほうじょうえ)
106 八幡放生会 やはたほうじょうえ 仲秋 放生会(ほうじょうえ)、八幡祭(はちまんまつり)、
男山祭(おとこやままつり)、
石清水祭(いわしみずまつり)、
仲秋祭(ちゅうしゅうさい)、
南祭(なんさい)、放生川(ほうじょうがわ)、
放ち鳥(はなちどり)、放ち亀(はなちがめ)
107 宇佐放生会 うさほうじょうえ 仲秋 宇佐祭(うさまつり)
108 鶴岡祭 つるがおかまつり 仲秋 鶴岡八幡祭(つるがおかはちまんまつり)、
鎌倉八幡祭(かまくらはちまんまつり)
109 泣角力 なきずもう 仲秋
110 岩倉祭 いわくらまつり 晩秋 尻たたき祭(しりたたきまつり)
111 穴織祭 あやはまつり 晩秋 呉服祭(くれはまつり)
112 豊穣祭 ほぜまつり 仲秋 豊穣会(ほうじょうえ)
113 大宰府祭 だざいふまつり 仲秋 大宰府天満宮祭(だざいふてんまんぐうまつり)
114 北野芋茎祭 きたのずいきまつり 仲秋 瑞饋祭(ずいきまつり)、芋茎御輿(ずいきみこし)
115 金刀比羅祭 ことひらまつり 晩秋 金毘羅祭(こんぴらまつり)
116 大津祭 おおつまつり 晩秋 四宮祭(しのみやまつり)
117 丹生川上祭 にうかわかみまつり 晩秋
118 神嘗祭 かんなめのまつり 晩秋 神嘗祭(かんなめさい)、神嘗祭(しんじょうさい)
119 鞍馬の火祭 くらまのひまつり 晩秋 鞍馬祭(くらままつり)、火祭(ひまつり)
120 宝の市 たからのいち 晩秋 枡市(ますいち)、住吉の市(すみよしのいち)、
住吉相撲会(すみよしすもうえ)
121 城南祭 じょうなんまつり 晩秋 城南神祭(じょうなんじんまつり)
122 時代祭 じだいまつり 晩秋 平安祭(へいあんまつり)
123 誓文払 せいもんばらい 晩秋 夷切れ(えびすぎれ)
124 摂待 せったい 初秋 門茶(かどちゃ)
125 解夏 げげ 初秋 夏明き(げあき)、夏の果(げのはて)、送行(そうあん)、
夏書納(げがきおさめ)、仏歓喜日(ぶつかんぎび)
126 秋遍路 あきへんろ 三秋
127 六斎念仏 ろくさいねんぶつ 初秋 六斎(ろくさい)、六斎会(ろくさいえ)、
六斎講(ろくさいこう)、六斎踊(ろくさいおどり)、
六斎太鼓(ろくさいだいこ)
128 六道参 ろくどうまいり 初秋 迎鐘(むかえがね)、槇売(まきうり)
129 清水星下り きよみずほしくだり 初秋
130 二十六夜待 にじゅうろくやまち 初秋 六夜待(ろくやまち)、二十六夜祭(にじゅうろくやまつり)
131 清水千日詣 きよみずせんにちもうで 初秋 欲日(よくび)、四万六千日(しまんろくせんにち)
132 奉燈会 ほうとうえ 初秋 万燈会(まんどうえ)、宵弘法(よいこうぼう)
133 地蔵盆 じぞうぼん 初秋 地蔵会(じぞうえ)、地蔵参(じぞうまいり)、
地蔵祭(じぞうまつり)、六地蔵詣(ろくじぞうまいり)、
地蔵幡(じぞうばた)
134 御難の餅 ごなんのもち 仲秋 龍口法難会(たつのくちほうなんえ)、
牡丹餅会式(ぼたもちえしき)
135 太秦の牛祭 うずまさのうしまつり 晩秋 牛祭(うしまつり)、摩陀羅神(まだらじん)、
太秦牛祭(うずまさうしまつり)
136 御命講 おめいこう 晩秋 御命講(おみょうこう)、御影講(おえいこう)、
御会式(おえしき)、会式(えしき)、
会式太鼓(えしきだいこ)、万燈(まんどう)、
日蓮忌(にちれんき)
137 菊供養 きくくよう 晩秋
138 被昇天祭 ひしょうてんさい 初秋 被昇天の祝日(ひしょうてんのしゅくじつ)、
聖母被昇天祭(せいぼひしょうてんさい)、
聖母祭(せいぼさい)、
ふくれ饅頭の祝日(ふくれまんじゅうのいわいび)
139 聖母聖心祭 せいぼせいしんさい 初秋
140 聖母生誕祭 せいぼせいたんさい 仲秋 暁星祭(ぎょうせいさい)
141 十字架祭 じゅうじかさい 仲秋 十字架の称讃の祝日(じゅうじかのしょうさんのしゅくじつ)
142 聖ミカエル祭 せいみかえるさい 仲秋 聖ミカエルの祝日(せいみかえるのしゅくじつ)
143 天使祭 てんしさい 仲秋 守護の天使の祝日(しゅごのてんしのいわいび)
144 ロザリオ祭 ろざりおさい 晩秋 ロザリオの月(ろざりおのつき)、
ロザリオの聖母の日(ろざりおのせいぼのひ)
145 万聖節 ばんせいせつ 晩秋 諸聖人の祝日(しょせいじんのしゅくじつ)、
諸聖徒日(しょせいとび)、聖徒祭(せいとさい)、
聖人祭(せいじんさい)
146 諸霊祭 しょれいさい 晩秋 死者の日(ししゃのひ)、
奉教諸死者祭(ほうきょうししゃさい)
147 秋の釈奠 あきのせきてん 仲秋 秋のおきまつり(あきのおきまつり)
148 蘭盆勝会 らんぼんしょうえ 初秋 蘭盆(らんぼん)、中国盆(ちゅうごくぼん)
149 支倉忌 はせくらき 初秋
150 了以忌 りょういき 初秋
151 応挙忌 おうきょき 初秋
152 文覚忌 もんがくき 初秋 盛遠忌(もりとおき)
153 道灌忌 どうかんき 初秋
154 宗祇忌 そうぎき 初秋
155 鬼貫忌 おにつらき 仲秋
156 世阿弥忌 ぜあみき 仲秋
157 守武忌 もりたけき 仲秋
158 呑龍忌 どんりゅうき 仲秋
159 太祗忌 たいぎき 仲秋 不夜庵忌(ふやあんき)
160 西鶴忌 さいかくき 仲秋
161 素堂忌 そどうき 仲秋
162 太閤忌 たいこうき 仲秋 秀吉忌(ひでよしき)
163 定家忌 ていかき 仲秋
164 遊行忌 ゆぎょうき 仲秋 一遍忌(いっぺんき)
165 道元忌 どうげんき 仲秋 曹洞宗開山忌(そうとうしゅうかいさんき)、
永平寺開山忌(えいへいじかいさんき)
166 吉野太夫忌 よしのだゆうき 仲秋 吉野忌(よしのき)
167 許六忌 きょろくき 仲秋 五老井忌(ごろうせいき)
168 広重忌 ひろしげき 晩秋
169 蓼太忌 りょうたき 晩秋
170 千代尼忌 ちよにき 晩秋 素園忌(そえんき)
171 去来忌 きょらいき 晩秋
172 保己一忌 ほきいちき 晩秋
173 白雄忌 しらおき 晩秋
174 鳥羽僧正忌 とばそうじょうき 晩秋 覚猷忌(かくゆうき)
175 言水忌 ごんすいき 晩秋
176 宣長忌 のりながき 晩秋 鈴の屋忌(すずのやき)
177 夢窓忌 むそうき 晩秋 疎石忌(そせきき)
178 国男忌 くにおき 初秋
179 水巴忌 すいはき 初秋
180 義秀忌 ぎしゅうき 初秋
181 木歩忌 もっぽき 初秋
182 迢空忌 ちょうくうき 初秋
183 乃木祭 のぎさい 仲秋 乃木まつり(のぎまつり)、乃木忌(のぎき)、
希典忌(まれすけき)
184 鳳作忌 ほうさくき 仲秋
185 鬼城忌 きじょうき 仲秋
186 露月忌 ろげつき 仲秋 南瓜忌(かぼちゃき)、山人忌(さんじんき)
187 子規忌 しきき 仲秋 糸瓜忌(へちまき)、獺祭忌(だっさいき)
188 南洲忌 なんしゅうき 仲秋 西郷忌(さいごうき)、隆盛忌(たかもりき)
189 秀野忌 ひでのき 仲秋
190 蛇笏忌 だこつき 仲秋 山廬忌(さんろき)
191 素十忌 すじゅうき 仲秋
192 素逝忌 そせいき 晩秋
193 源義忌 げんよしき 晩秋 秋燕忌(しゅうえんき)
194 紅葉忌 こうようき 晩秋 十千万堂忌(とちまんどうき)
195 桂郞忌 けいろうき 晩秋 含羞忌(がんしゅうき)

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doobutsu 動物 Animals, Zoology

1 鹿 しか 三秋 牡鹿(おじか)、牝鹿(めじか)、鹿の声(しかのこえ)、
鹿鳴く(しかなく)、妻恋う鹿(つまこうしか)、
鹿の妻(しかのつま)、小牡鹿(さおしか)、
友鹿(ともじか)、夜の鹿(よるのしか)、
鹿笛(しかぶえ)、鹿狩(しかがり)、しし、かのしし、
神鹿(しんろく)
2 猪 いのしし 晩秋 猪(しし)、瓜坊(うりぼう)、手負猪(ておいじし)、
猪道(ししみち)、猪垣(ししがき)、猪罠(ししわな)、
猪穽(ししあな)、猪番(ししばん)、山鯨(やまくじら)、
猪肉(ししにく)
3 馬肥ゆる うまこゆる 三秋 秋の駒(あきのこま)
4 熊の架 くまのたな 晩秋 熊栗架を掻く(くまくりだなをかく)、
熊の栗棚(くまのくりだな)
5 蛇穴に入る へびあなにいる 仲秋 穴惑い(あなまどい)、蜥蜴穴に入る(とかげあなにいる)、
蟻穴に入る(ありあなにいる)
6 秋の蛙 あきのかわず 仲秋 蛙穴に入る(かわずあなにいる)
7 鷹の塒出 たかのとやで 初秋 塒出の鷹(とやでのたか)、箸鷹(はしたか)、
鳥屋勝(とやまさり)、片鳥屋(かたとや)、
両鳥屋(もろとや)
8 荒鷹 あらたか 初秋 網掛の鷹(あみがけのたか)
9 鷹の山別 たかのやまわかれ 初秋 山別(やまわかれ)、別れ鳥(わかれどり)、
山帰り(やまがえり)
10 鷹渡る たかわたる 晩秋
11 別烏 わかれがらす 初秋 別鴉(わかれがらす)、鴉の子別れ(からすのこわかれ)、
秋の烏(あきのからす)
12 渡り鳥 わたりどり 三秋 候鳥(こうちょう)、漂鳥(ひょうちょう)、旅鳥(りょちょう)、
迷鳥(めいちょう)、鳥渡る(とりわたる)、
朝鳥渡る(あさどりわたる)、鳥の渡り(とりのわたり)
13 坂鳥 さかどり 晩秋
14 色鳥 いろどり 三秋
15 小鳥 ことり 仲秋 小鳥来る(ことりくる)、小鳥渡る(ことりわたる)
16 燕帰る つばめかえる 仲秋 帰燕(きえん)、秋燕(あきつばめ)、秋燕(しゅうえん)、
去ぬ燕(いぬつばめ)、帰る燕(かえるつばめ)、
巣を去る燕(すをさるつばめ)、残る燕(のこるつばめ)
17 稲雀 いなすずめ 三秋
18 稲負鳥 いなおおせどり 仲秋 いなおせどり
19 鵙 もず 三秋 鵙の高音(もずのたかね)、鵙日和(もずびより)、
鵙の晴(もずのはれ)、百舌鳥(もず)、伯労鳥(もず)、
赤鵙(あかもず)、児鵙(ちごもず)、大鵙(おおもず)、
虎鵙(とらもず)
20 鵙の贄 もずのにえ 三秋 鵙の早贄(もずのはやにえ)、鵙の贄刺(もずのにえさし)、
鵙の磔刑餌(もずのはりつけえ)、鵙の草茎(もずのくさぐき)
21 懸巣 かけす 三秋 樫鳥(かしどり)、橿鳥(かしどり)
22 鵯 ひよどり 晩秋 鵯(ひよ)、白頭鳥(ひよどり)、ひえどり
23 鶫 つぐみ 晩秋 鳥馬(ちょうま)、白腹(しろはら)、八丈鶫(はちじょうつぐみ)
24 鶸 ひわ 三秋 真鶸(まひわ)、紅鶸(べにひわ)、金翅雀(きんしじゃく)
25 連雀 れんじゃく 晩秋 緋連雀(ひれんじゃく)、黄連雀(きれんじゃく)、
ほや鳥(ほやどり)
26 獦子鳥 あとり 晩秋 花鶏(あとり)
27 頭高 かしらだか 晩秋 かしら
28 猿子鳥 ましこ 仲秋 紅猿子(べにましこ)、大猿子(おおましこ)、
萩猿子(はぎましこ)
29 交喙鳥 いすか 三秋 交嘴鳥(いすか)、鶍(いすか)
30 鴲 しめ 晩秋 蝋嘴鳥(しめ)
31 鶲 ひたき 晩秋 尉鶲(じょうびたき)、火焚鳥(ひたきどり)、
紋鶲(もんびたき)、団子背負い(だんごしょい)、
馬鹿っちょ(ばかっちょ)
32 入内雀 にゅうないすずめ 三秋
33 仙入 せんにゅう 初秋 蝦夷仙入(えぞせんにゅう)、島仙入(しませんにゅう)、
牧野仙入(まきのせんにゅう)
34 鶺鴒 せきれい 三秋 背黒鶺鴒(せぐろせきれい)、黄鶺鴒(きせきれい)、
白鶺鴒(はくせきれい)、石たたき(いしたたき)、
庭たたき(にわたたき)、妹背鳥(いもせどり)、
嫁鳥(とつぎどり)、嫁教鳥(とつぎおしえどり)、
稲負鳥(いなおおせどり)
35 田雲雀 たひばり 晩秋 犬雲雀(いぬひばり)、畦雲雀(あぜひばり)、
溝雲雀(みぞひばり)、川雲雀(かわひばり)、
土雲雀(つちひばり)
36 椋鳥 むくどり 三秋 むく、白頭翁(はくとうおう)、小椋鳥(こむくどり)
37 鵲 かささぎ 三秋 高麗鴉(こうらいがらす)、朝鮮鴉(ちょうせんがらす)、
唐鴉(とうがらす)、筑後鴉(ちくごがらす)、
肥前鴉(ひぜんがらす)、勝烏(かちがらす)
38 鶉 うずら 三秋 鶉斑(うずらふ)、片鶉(かたうずら)、諸鶉(もろうずら)、
鶉の床(うずらのとこ)、駆鶉(かけうずら)、
鶉合せ(うずらあわせ)、鶉籠(うずらかご)、鶉野(うずらの)
39 啄木鳥 きつつき 三秋 木突(きつつき)、けらつつき、けら、番匠鳥(たくみどり)、
木たたき(きたたき)
40 鴫 しぎ 三秋 草鴫(くさしぎ)、磯鴫(いそしぎ)、鶴鴫(つるしぎ)、
赤脚鴫(あかあししぎ)、青脚鴫(あおあししぎ)、
反脚鴫(そりあししぎ)、反嘴鴫(そりはしぎ)、
杓鴫(しゃくしぎ)、姥鴫(うばしぎ)、浜鴫(はましぎ)、
当年鴫(とうねんしぎ)、箆鴫(へらしぎ)、鷸(しぎ)、
京女鴫(きょうじょしぎ)、山鴫(やましぎ)、ぼと鴫(ぼとしぎ)、
青鴫(あおしぎ)、鯖鴫(さばしぎ)、小鴫(こしぎ)、
玉鴫(たましぎ)、田鴫(たしぎ)、
鴫の看経(しぎのかんぎん)、鴫の羽掻(しぎのはがき)、
百羽掻(ももはがき)、数掻く(かずかく)、鴫野(しぎの)
41 鴇 とき 晩秋 朱鷺(とき)、桃花鳥(とうかちょう)
42 雁 かり 晩秋 がん、かりがね、真雁(まがん)、菱喰(ひしくい)、
酒顔雁(さかつらがん)、小雁(こかりがね)、
白雁(はくがん)、黒雁(こくがん)、灰色雁(はいいろがん)、
四十雀雁(しじゅうからがん)、沼太郎(ぬまたろう)、
鴇(のがん)、山七面鳥(やましちめんちょう)、野雁(のがん)、
姫雁(ひめがん)、雁の列(かりのれつ)、
雁の棹(かりのさお)、雁字(がんじ)、雁陣(がんじん)、
雁行(がんこう)、雁が音(かりがね)、初雁(はつかり)、
雁渡る(かりわたる)、雁来る(かりきたる)、
天津雁(あまつかり)、雲井の雁(くもいのかり)、
小田の雁(おだのかり)、落雁(らくがん)、病雁(びょうがん)
43 初鴨 はつがも 仲秋 鴨来る(かもきたる)、鴨渡る(かもわたる)
44 尾越の鴨 おごしのかも 晩秋
45 鶴来る つるきたる 晩秋 鶴渡る(つるわたる)、渡り鶴(わたりづる)、
田鶴渡る(たづわたる)
46 海猫帰る うみねこかえる 仲秋 海猫帰る(ごめかえる)、海猫残る(ごめのこる)、
残る海猫(のこるごめ)
47 落鮎 おちあゆ 三秋 錆鮎(さびあゆ)、渋鮎(しぶあゆ)、下り鮎(くだりあゆ)、
秋の鮎(あきのあゆ)
48 落鮒 おちぶな 晩秋 鮒落つ(ふなおつ)、秋の鮒(あきのふな)
49 紅葉鮒 もみじぶな 晩秋
50 紅葉たなご もみじたなご 晩秋
51 木の葉山女 このはやまめ 晩秋
52 落鰻 おちうなぎ 晩秋 下り鰻(くだりうなぎ)
53 落鯛 おちだい 晩秋
54 落かいず おちかいず 晩秋
55 江鮭 あめのうお 三秋 鯇魚(あめのうお)、あめ鱒(あめます)、あまご
56 鰍 かじか 三秋 川鰍(かわかじか)、石伏(いしぶし)、石斑魚(いしぶし)、
川おこぜ(かわおこぜ)、ぐず、霰魚(あられうお)、
鰍突く(かじかつく)
57 黄顙魚 ぎぎ 三秋 ぎぎゅう
58 鰡 ぼら 三秋 洲走(すばしり)、いな、名吉(なよし)、いな釣(いなつり)、
鯔釣(ぼらつり)、からすみ鯔(からすみぼら)、真鯔(まぼら)、
めなだ
59 鱸 すずき 三秋 木っ葉(こっぱ)、せいご、ふっこ、川鱸(かわすずき)、
海鱸(うみすずき)、鱸釣(すずきつり)、鱸網(すずきあみ)、
鱸膾(すずきなます)
60 鯊 はぜ 三秋 真鯊(まはぜ)、黒鯊(くろはぜ)、赤鯊(あかはぜ)、
虎鯊(とらはぜ)、飛鯊(とびはぜ)、ちちぶ、どんこ、ふるせ、
鯊釣(はぜつり)、鯊舟(はぜぶね)、鯊の竿(はぜのさお)、
鯊日和(はぜびより)、鯊の秋(はぜのあき)、
鯊干す(はぜほす)、沙魚(はぜ)
61 秋鰹 あきがつお 三秋
62 宗太鰹 そうだがつお 三秋 丸宗太(まるそうだ)、平宗太(ひらそうだ)
63 秋鯖 あきさば 三秋
64 秋鯵 あきあじ 三秋
65 鮗 このしろ 三秋 小鰭(こはだ)、つなし、さっぱ、しんこ、
小鰭の粟漬(おはだのあわづけ)、小鰭鮨(こはだずし)
66 鰯 いわし 三秋 鰯引(いわしひき)、鰯網(いわしあみ)、鰯船(いわしぶね)、
鰯見(いわしみ)、真鰯(まいわし)、秋鰯(あきいわし)、
鰯売(いわしうり)、鰯干す(いわしほす)、鰮(いわし)
67 ひしこ 三秋 しこ、しこ鰮(しこいわし)、背黒鰯(せぐろいわし)、
片口鰯(かたくちいわし)、縮緬鰯(ちりめんいわし)、
小鰯(こいわし)、ひしこ干す(ひしこほす)
68 わらさ 三秋
69 ひいらぎ 晩秋
70 太刀魚 たちうお 三秋 たちの魚(たちのうお)、たちいお、たち
71 秋刀魚 さんま 晩秋 さいら、秋刀魚網(さんまあみ)
72 鮭 さけ 三秋 しゃけ、秋味(あきあじ)、ぶな、初鮭(はつざけ)、
鼻曲り鮭(はなまがりさけ)、鮭漁(さけりょう)、
鮭網(さけあみ)、鮭打(さけうち)、鮭小屋(さけごや)、
鮭番屋(さけばんや)、鮭場(さけば)、鮭の秋(さけのあき)
73 尾花蛸 おばなだこ 仲秋
74 花咲蟹 はなさきがに 晩秋
75 鰹の烏帽子 かつおのえぼし 初秋 電気くらげ(でんきくらげ)
76 秋の蛍 あきのほたる 初秋 残る蛍(のこるほたる)、病蛍(やみほたる)
77 秋の蚊 あきのか 三秋 別れ蚊(わかれか)、残る蚊(のこるか)、
蚊の名残(かのなごり)、後れ蚊(おくれか)
78 溢蚊 あぶれか 仲秋 哀れ蚊(あわれか)、八月蚊(はちがつか)
79 秋の蠅 あきのはえ 三秋 残る蠅(のこるはえ)、後れ蠅(おくれはえ)
80 秋の蜂 あきのはち 三秋
81 秋の蝶 あきのちょう 三秋 秋蝶(あきちょう)、老蝶(おいちょう)
82 秋の蝉 あきのせみ 三秋 残る蝉(のこるせみ)、秋蝉(しゅうせん)
83 ちっち蝉 ちっちぜみ 三秋
84 蜩 ひぐらし 初秋 かなかな
85 つくつく法師 つくつくほうし 初秋 おしいつく、法師蝉(ほうしぜみ)、寒蝉(かんせん)、
蛁蟟(つくつくほうし)、くつくつほうし
86 蜻蛉 とんぼ 三秋 蜻蜓(やんま)、鬼やんま(おにやんま)、
銀やんま(ぎんやんま)、ちゃん、渋ちゃん(しぶちゃん)、
腰細やんま(こしぼそやんま)、黒やんま(くろやんま)、
更紗やんま(さらさやんま)、青蜻蛉(あおとんぼ)、
塩辛蜻蛉(しおからとんぼ)、塩屋蜻蛉(しおやとんぼ)、
塩蜻蛉(しおとんぼ)、麦藁蜻蛉(むぎわらとんぼ)、
麦蜻蛉(むぎとんぼ)、猩々蜻蛉(しょうじょうとんぼ)、
虎斑蜻蛉(とらふとんぼ)、高嶺蜻蛉(たかねとんぼ)、
こしあき蜻蛉(こしあきとんぼ)、胡黎(きやんま)、
精霊蜻蛉(しょうろうとんぼ)、仏蜻蛉(ほとけとんぼ)、
赤蜻蛉(あかとんぼ)、秋卒(あかえんば)、
秋茜(あきあかね)、深山茜(みやまあかね)、
眉立茜(まゆたてあかね)、のしめ、
のしめ蜻蛉(のしめとんぼ)、八丁蜻蛉(はっちょうとんぼ)、
蝶蜻蛉(ちょうとんぼ)、腹広蜻蛉(はらひろとんぼ)、
昔蜻蛉(むかしとんぼ)、あきつ、えんば、えんま、とんぼう、
蜻蛉釣(とんぼつり)
87 赤蜻蛉 あかとんぼ 三秋 赤卒(あかえんば)、 秋茜(あきあかね)、
深山茜(みやまあかね)、眉立茜(まゆたてあかね)、
のしめ、のしめ蜻蛉(のしめとんぼ)
88 蜉蝣 かげろう 初秋 正雪蜻蛉(しょうせつとんぼ)、紋蜉蝣(もんかげろう)、
白腹蜻蛉(しろはらとんぼ)、斑蜻蛉(まだらとんぼ)、
蜏(ひおむし)
89 虫 むし 三秋 虫の声(むしのこえ)、虫の音(むしのね)、
虫すだく(むしすだく)、虫時雨(むししぐれ)、虫籠(むしかご)、
虫屋(むしや)、虫籠(むしこ)、虫売(むしうり)、
虫合せ(むしあわせ)、虫聞(むしきき)、虫狩(むしがり)、
虫吹く(むしふく)、虫選び(むしえらび)
90 残る虫 のこるむし 晩秋
91 竈馬 いとど 三秋 かまどうま、かまどむし、おかま蟋蟀(おかまこおろぎ)、
裸蟋蟀(はだかこおろぎ)、えび蟋蟀(えびこおろぎ)、
おさる蟋蟀(おさるこおろぎ)
92 蟋蟀 こおろぎ 三秋 つづれさせ蟋蟀(つづれさせこおろぎ)、
姫蟋蟀(ひめこおろぎ)、大和蟋蟀(やまとこおろぎ)、
東京蟋蟀(とうきょうこおろぎ)、つづれさせ、つづりさせ、
えんま蟋蟀(えんまこおろぎ)、油蟋蟀(あぶらこおろぎ)、
三角蟋蟀(みつかどこおろぎ)、おかめ蟋蟀(おかめこおろぎ)、
ちちろ虫(ちちろむし)、ちちろ、筆津虫(ふでつむし)、
ころころ
93 鈴虫 すずむし 初秋 月鈴子(げつれいし)、金鐘児(きんしょうじ)、
大和鈴虫(やまとすず)
94 松虫 まつむし 初秋 金琵琶(きんびわ)、青松虫(あおまつむし)
95 邯鄲 かんたん 初秋
96 草雲雀 くさひばり 初秋 朝鈴(あさすず)、金雲雀(きんひばり)
97 鉦叩 かねたたき 初秋
98 螽蟖 きりぎりす 初秋 機織(はたおり)、ぎす、藪きり(やぶきり)、草きり(くさきり)、
笹きり(ささきり)、萱きり(かやきり)
99 馬追 うまおい 初秋 すいっちょ、すいと
100 轡虫 くつわむし 初秋 がちゃがちゃ
101 蹊蚸 ばった 三秋 蹊蚸(はたはた)、きちきち、ばった、ばたばた、
きちきちばった、精霊ばった(しょうりょうばった)
102 蝗 いなご 三秋 螽(いなご)、稲子(いなご)、蝗捕り(いなごとり)、
蝗串(いなごぐし)
103 稲舂虫 いねつきむし 三秋 米搗ばった(こめつきばった)
104 稲虫 いなむし 三秋 稲の虫(いねのむし)、稲子麿(いなごまろ)
105 浮塵子 うんか 三秋 糠蠅(ぬかばえ)、泡虫(あわむし)、実盛虫(さねもりむし)
106 横這 よこばい 三秋 よこぶよ
107 蟷螂 とうろう 三秋 鎌切(かまきり)、とうろう、斧虫(おのむし)、いぼむしり、
いぼじり、拝み太郎(おがみたろう)、かまぎっちょ、
小かまきり(こかまきり)、祈り虫(いのりむし)
108 われから 三秋 藻に住む虫(もにすむむし)、藻の虫(ものむし)、
藻に鳴く虫(もになくむし)、
藻に住む虫の音に泣く(もにすむむしのねになく)
109 螻蛄鳴く けらなく 三秋 おけら鳴く(おけらなく)
110 蚯蚓鳴く みみずなく 三秋
111 地虫鳴く じむしなく 三秋 すくもむし
112 蓑虫 みのむし 三秋 鬼の子(おにのこ)、鬼の捨子(おにのすてご)、
みなし子(みなしご)、親無子(おやなしご)、
木樵虫(きこりむし)、蓑虫鳴く(みのむしなく)
113 茶立虫 ちゃたてむし 三秋 茶柱虫(ちゃばしらむし)、小豆洗い(あずきあらい)、
粉茶立(こなちゃたて)、隠座頭(かくれざとう)
114 放屁虫 へひりむし 三秋 三井寺ごみむし(みいでらごみむし)、
へっぴり虫(へっぴりむし)、へこき虫(へこきむし)、
三井寺斑猫(みいでらはんみょう)
115 菊吸虫 きくすいむし 三秋 菊吸(きくすい)、菊吸天牛(きくすいかみきり)
116 栗虫 くりむし 晩秋 栗の虫(くりのむし)
117 刺虫 いらむし 初秋
118 芋虫 いもむし 三秋 柚子坊(ゆずぼう)
119 菜虫 なむし 三秋 青虫(あおむし)、菜虫取る(なむしとる)
120 蜂の仔 はちのこ 晩秋 地蜂焼(じばちやき)、蜂の子飯(はちのこめし)
121 秋蚕 あきご 仲秋 秋蚕(しゅうさん)、初秋蚕(しょしゅうさん)、
晩秋蚕(ばんしゅうさん)

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shokubutsu 植物 Plants, Biology


1 八朔梅 はっさくばい 仲秋 からくれない
2 木犀 もくせい 晩秋 木犀の花(もくせいのはな)、金木犀(きんもくせい)、
銀木犀(ぎんもくせい)、薄黄木犀(うすぎもくせい)、
桂の花(かつらのはな)
3 木槿 むくげ 初秋 木槿垣(むくげがき)、白木槿(しろむくげ)、
紅木槿(べにむくげ)、花木槿(はなむくげ)、きはちす
4 芙蓉 ふよう 初秋 木芙蓉(ふよう)、花芙蓉(はなふよう)、白芙蓉(しろふよう)、
紅芙蓉(べにふよう)、酔芙蓉(すいふよう)
5 秋薔薇 あきばら 仲秋 秋の薔薇(あきのばら)、秋そうび(あきそうび)
6 芙蓉の実 ふようのみ 仲秋
7 木瓜の実 ぼけのみ 晩秋
8 水木の実 みずきのみ 晩秋 麻疹木(はしかのき)
9 玉水木 たまみずき 晩秋
10 椿の実 つばきのみ 晩秋 実の椿(みのつばき)
11 枳殻の実 からたちのみ 晩秋 枳殻の実(きこくのみ)、枸橘(くきつ)
12 梔子の実 くちなしのみ 晩秋 山梔子の実(くちなしのみ)
13 山茱萸の実 さんしゅゆのみ 初秋 秋珊瑚(あきさんご)
14 藤の実 ふじのみ 晩秋
15 秋果 しゅうか 三秋 秋の果物(あきのくだもの)
16 桃の実 もものみ 初秋 白桃(はくとう)、水蜜桃(すいみつとう)、
天津桃(てんしんとう)、ネクタリン、油桃(ゆとう)
17 梨 なし 三秋 日本梨(にほんなし)、赤梨(あかなし)、青梨(あおなし)、
長十郎(ちょうじゅうろう)、二十世紀(にじっせいき)、
洋梨(ようり)、バートレット=キーファー、シナ梨(しななし)、
梨子(なし)、ありのみ、梨売(なしうり)
18 青蜜柑 あおみかん 三秋 早生蜜柑(わせみかん)
19 柿 かき 晩秋 渋柿(しぶがき)、樽柿(たるがき)、串柿(くしがき)、
ころ柿(ころがき)、吊し柿(つるしがき)、干柿(ほしがき)、
甘干(あまぼし)、柿干す(かきほす)、柿吊す(かきつるす)、
甘柿(あまがき)、きざわし、きざらし、きざ柿(きざがき)、
木練(こねり)、熟柿(じゅくし)、赤柿(あかがき)、
百目柿(ひゃくめがき)、富有柿(ふゆうがき)、
御所柿(ごしょがき)、禅寺丸(ぜんじまる)、
次郎柿(じろうがき)、伽羅柿(きゃらがき)、
蜂屋柿(はちやがき)、西条柿(さいじょうがき)、
祗園坊(ぎおんぼう)、鶴の子(つるのこ)、
会津身知らず(あいずみしらず)、柿なます(かきなます)、
柿羊羹(かきようかん)、山柿(やまがき)、
柿の秋(かきのあき)、柿店(かきみせ)、
柿の蔕落(かきのほぞおち)
20 熟柿 じゅくし 晩秋 うみ柿(うみがき)
21 信濃柿 しなのがき 晩秋 豆柿(まめがき)、小柿(こがき)、猿柿(さるがき)、
葡萄柿(ぶどうがき)、君遷子(くんせんし)
22 林檎 りんご 晩秋 紅玉(こうぎょく)、国光(こっこう)、印度苹果(いんどりんご)、
デリシァス、イェローデリシァス、スターキング
23 葡萄 ぶどう 仲秋 甲州葡萄(こうしゅうぶどう)、
マスカット=オブ=アレキサントリア、
キャンベルス、デラウェア、黒葡萄(くろぶどう)、
葡萄園(ぶどうえん)、葡萄棚(ぶどうだな)
24 栗 くり 晩秋 丹波栗(たんばぐり)、芝栗(しばぐり)、ささ栗(ささぐり)、
山栗(やまぐり)、栗飯(くりめし)、毬栗(いがぐり)、
一ツ栗(ひとつぐり)、三ツ栗(みつぐり)、笑栗(えみぐり)、
出落栗(でおちぐり)、落栗(おちぐり)、虚栗(みなしぐり)、
焼栗(やきぐり)、ゆで栗(ゆでぐり)、栗山(くりやま)、
栗林(くりばやし)、栗羊羹(くりようかん)、
栗饅頭(くりまんじゅう)、栗鹿の子(くりかのこ)、
栗きんとん(くりきんとん)、マロン=グラッセ、
搗栗作る(かちぐりつくる)、打栗作る(うちぐりつくる)
25 無花果 いちじく 晩秋 とうがき、ほろろいし
26 石榴 ざくろ 仲秋 柘榴(ざくろ)、実石榴(みざくろ)
27 棗の実 なつめのみ 初秋 棗(なつめ)、青棗(あおなつめ)
28 胡桃 くるみ 晩秋 鬼胡桃(おにくるみ)、姫胡桃(ひめくるみ)、
沢胡桃(さわくるみ)、野胡桃(のくるみ)、胡桃割る(くるみわる)
29 酢橘 すだち 晩秋 木酢(きず)
30 柚子 ゆず 晩秋
31 柑子 こうじ 晩秋 柑子蜜柑(こうじみかん)
32 金柑 きんかん 晩秋 金橘(きんきつ)、姫橘(ひめきつ)
33 オリーブの実 おりーぶのみ 晩秋
34 檸檬 レモン 晩秋 レモン
35 榲桲 まるめろ 晩秋 まるめいら、おにめ、香円(こうえん)
36 榠樝の実 かりんのみ 晩秋 花梨の実(かりんのみ)、唐梨(からなし)、きぼけ、
海棠木瓜(かいどうぼけ)、あんらん樹(あんらんじゅ)
37 紅葉 もみじ 晩秋 紅葉(こうよう)、黄葉(もみじ)、もみいづる、もみづる、
漆紅葉(うるしもみじ)、櫨紅葉(はぜもみじ)、
銀杏黄葉(いちょうもみじ)、白膠紅葉(ぬるでもみじ)、
柏黄葉(かしわもみじ)、柿紅葉(かきもみじ)、
梅紅葉(うめもみじ)、合歓紅葉(ねむもみじ)、
満天星紅葉(どうだんもみじ)、葡萄紅葉(ぶどうもみじ)、
白樺黄葉(しらかばもみじ)、名木紅葉(なのきのもみじ)、
雑木紅葉(ぞうきもみじ)、照葉(てりは)、夕紅葉(ゆうもみじ)、
むら紅葉(むらもみじ)、下紅葉(したもみじ)、
谿紅葉(たにもみじ)、庭紅葉(にわもみじ)、
紅葉川(もみじがわ)、紅葉山(もみじやま)、
紅葉の帳(もみじのとばり)、紅葉の淵(もみじのふち)、
紅葉の笠(もみじのかさ)、龍田草(たつたぐさ)、
色見草(いろみぐさ)、妻恋草(つまこいぐさ)
38 初紅葉 はつもみじ 仲秋
39 薄紅葉 うすもみじ 仲秋
40 黄葉 こうよう 晩秋 もみじ、もみじば、黄葉する草木(もみじするくさき)
41 照葉 てりは 晩秋 照紅葉(てりもみじ)
42 紅葉かつ散る もみじかつちる 晩秋 色葉散る(いろはちる)、色ながら散る(いろながらちる)、
木の葉かつ散る(このはかつちる)
43 黄落 こうらく 晩秋 黄落期(こうらくき)
44 雑木紅葉 ぞうきもみじ 晩秋
45 楓 かえで 晩秋 もみじ、かえるで、高尾紅葉(たかおもみじ)、
高尾かえで(たかおかえで)、いろはかえで、
山紅葉(やまもみじ)、縮緬かえで(ちりめんかえで)、
きれにしき、羽団扇かえで(はうちわかえで)、
名月かえで(めいげつかえで)、
麻の葉かえで(あさのはかえで)、板屋かえで(いたやかえで)、
唐かえで(とうかえで)、嶺かえで(みねかえで)、
三つ手かえで(みつでかえで)、
一つ葉かえで(ひとつばかえで)、楓紅葉(かえでもみじ)、
紅楓(こうふう)
46 柏黄葉 かしわもみじ 晩秋
47 漆紅葉 うるしもみじ 晩秋
48 櫨紅葉 はぜもみじ 晩秋
49 銀杏黄葉 いちょうもみじ 晩秋
50 錦木 にしきぎ 晩秋 鬼箭木(にしきぎ)、錦木紅葉(にしきぎもみじ)、
錦木の実(にしきぎのみ)
51 桜紅葉 さくらもみじ 仲秋
52 白膠木紅葉 ぬるでもみじ 晩秋
53 柞紅葉 ははそもみじ 晩秋 楢紅葉(ならもみじ)
54 柿紅葉 かきもみじ 晩秋
55 梅紅葉 うめもみじ 晩秋
56 ななかまど 晩秋 七竈(ななかまど)、野槐(ななかまど)、
ななかまどの実(ななかまどのみ)
57 桐一葉 きりひとは 初秋 一葉(ひとは)、一葉落つ(ひとはおつ)、
一葉の秋(ひとはのあき)、桐の秋(きりのあき)
58 柳散る やなぎちる 仲秋 散る柳(ちるやなぎ)、柳黄ばむ(やなぎきばむ)
59 銀杏散る いちょうちる 晩秋
60 名の木散る なのきちる 晩秋
61 秋の芽 あきのめ 初秋
62 色変えぬ松 いろかえぬまつ 晩秋
63 新松子 しんちぢり 晩秋 青松笠(あおまつかさ)、松ぼくり(まつぼくり)、
松ふぐり(まつふぐり)
64 五倍子 ふし 晩秋 ごばいし、付子(ふし)
65 木の実 このみ 三秋 木の実独楽(このみごま)、木の実降る(このみふる)、
木の実落つ(このみおつ)、木の実の時雨(このみのしぐれ)、
木の実の雨(このみのあめ)、木の実拾う(このみひろう)、
木の実時(このみどき)
66 朴の実 ほおのみ 晩秋
67 杉の実 すぎのみ 晩秋 杉鉄砲(すぎでっぽう)
68 櫨の実 はぜのみ 晩秋 はじの実(はじのみ)
69 橡の実 とちのみ 晩秋 栃の実(とちのみ)
70 椋の実 むくのみ 晩秋
71 一位の実 いちいのみ 晩秋 あららぎの実(あららぎのみ)、おんこの実(おんこのみ)、
伽羅木の実(きゃらぼくのみ)
72 団栗 どんぐり 晩秋 櫟の実(くぬぎのみ)、団栗独楽(どんぐりごま)、
団栗餅(どんぐりもち)
73 樫の実 かしのみ 晩秋 橿の実(かしのみ)
74 椎の実 しいのみ 晩秋 落椎(おちしい)、椎拾う(しいひろう)
75 楢の実 ならのみ 晩秋 柞の実(ははそのみ)
76 檀の実 まゆみのみ 晩秋 山錦木(やまにしきぎ)、真弓の実(まゆみのみ)
77 合歓の実 ねむのみ 晩秋
78 楝の実 おうちのみ 晩秋 栴檀の実(せんだんのみ)
79 漆の実 うるしのみ 晩秋
80 榧の実 かやのみ 晩秋 新榧子(しんかや)
81 榛の実 はしばみのみ 晩秋
82 榎の実 えのきのみ 晩秋 榎の実(えのみ)
83 黐の実 もちのみ 晩秋 もちの木の実(もちのきのみ)、冬青(とうせい)
84 柾の実 まさきのみ 晩秋
85 菩提子 ぼだいし 晩秋 菩提の実(ぼだいのみ)、菩提樹の実(ぼだいじゅのみ)
86 無患子 むくろじ 晩秋 木患子(むくろじ)、無患樹の実(むくろじのみ)
87 衝羽根 つくばね 仲秋 突羽根(つくばね)、胡鬼の子(こぎのこ)、
羽子の木(はごのき)
88 橘 たちばな 晩秋
89 枳梖 けんぽなし 晩秋 玄圃梨(げんぽなし)、てんぽうなし
90 銀杏 ぎんなん 晩秋 銀杏の実(いちょうのみ)
91 桐の実 きりのみ 初秋
92 油桐の実 あぶらぎりのみ 晩秋 桐油の実(とゆのみ)
93 海桐の実 とべらのみ 晩秋
94 飯桐の実 いいぎりのみ 晩秋 南天桐(なんてんぎり)
95 紫式部 むらさきしきぶ 晩秋 実紫(みむらさき)、紫式部の実(むらさきしきぶのみ)、
小式部(こしきぶ)、白式部(しろしきぶ)
96 木豇豆 きささげ 晩秋 楸(ひさぎ)
97 臭木の花 くさぎのはな 初秋 常山木(くさぎのはな)、臭桐(くさぎり)
98 臭木の実 くさぎのみ 晩秋 常山木の実(くさぎのみ)
99 枸杞の実 くこのみ 晩秋 枸杞子(くこし)、枸杞酒(くこしゅ)
100 摣子の実 しどみのみ 晩秋 草木瓜の実(くさぼけのみ)、地梨(じなし)、のぼけ
101 瓢の実 ひょんのみ 晩秋 蚊母樹の実(いすのきのみ)、猿笛(さるぶえ)、
猿瓢(さるひょう)、きひょん、蚊子木(ぶんしぼく)
102 山椒の実 さんしょうのみ 初秋 蜀椒(しょくしょう)、実山椒(みざんしょう)、はじかみ
103 木天蓼 またたび 三秋
104 珊瑚樹 さんごじゅ 晩秋 きさんご
105 梅擬 うめもどき 晩秋 落霜紅(うめもどき)、梅嫌(うめもどき)
106 蔓梅擬 つるうめもどき 晩秋 つるもどき、蔓落霜紅(つるうめもどき)
107 山梨 やまなし 晩秋 小梨(こなし)、犬梨(いぬなし)
108 皀角子 さいかち 晩秋 皀角子の実(さいかちのみ)、皀萊(さいかち)、さいかし、
鶏栖子(けいせいし)、かわらふじのき
109 秋茱萸 あきぐみ 晩秋 霜茱萸(しもぐみ)、茱萸酒(ぐみざけ)、茱萸(ぐみ)
110 莢蒾の実 がまずみのみ 晩秋
111 茨の実 いばらのみ 晩秋 野茨の実(のいばらのみ)、野ばらの実(のばらのみ)
112 秋桑 あきくわ 初秋 秋の桑(あきのくわ)
113 楤の花 たらのはな 初秋
114 蘡薁 えびづる 初秋 えびかずら
115 山葡萄 やまぶどう 初秋
116 野葡萄 のぶどう 初秋 蛇葡萄(へびぶどう)
117 通草 あけび 仲秋 通草かずら(あけびかずら)、あけぶ、おめかずら、
かみかずら、山女(やまひめ)、通草棚(あけびだな)、
木通(あけび)
118 蔦 つた 三秋 蔦紅葉(つたもみじ)、蔦かずら(つたかずら)
119 正木の鬘 まさきのかずら 晩秋 柾の葛(まさきのかずら)、定家葛(ていかかずら)
120 竹の春 たけのはる 仲秋 竹春(ちくしゅん)
121 竹の実 たけのみ 仲秋
122 芭蕉 ばしょう 三秋 芭蕉葉(ばしょうば)、芭蕉林(ばしょうりん)、はせを
123 破芭蕉 やればしょう 晩秋 芭蕉の破葉(ばしょうのやれは)、
芭蕉破るる(ばしょうやぶるる)
124 カンナ 初秋 花カンナ(はなかんな)、檀特の花(だんとくのはな)
125 サフランの花 さふらんのはな 晩秋 秋咲きサフラン(あきざきさふらん)、洎夫藍(さふらん)
126 ジンジャーの花 じんじゃーのはな 初秋 花縮砂(はなしゅくしゃ)
127 万年青の実 おもとのみ 晩秋
128 蘭 らん 仲秋 秋蘭(しゅうらん)、蘭の秋(らんのあき)、蘭の花(らんのはな)、
蘭の香(らんのか)
129 朝顔 あさがお 初秋 牽牛花(けんぎゅうか)、西洋朝顔(せいようあさがお)、
空色朝顔(そらいろあさがお)
130 朝顔の実 あさがおのみ 晩秋 種朝顔(たねあさがお)
131 夜顔 よるがお 初秋 夜会草(やかいそう)
132 鶏頭 けいとう 三秋 扇鶏頭(おうぎけいとう)、箒鶏頭(ほうきけいとう)、
槍鶏頭(やりけいとう)、房鶏頭(ふさけいとう)、
ちゃぼ鶏頭(ちゃぼけいとう)、紐鶏頭(ひもけいとう)、
黄鶏頭(きけいとう)、三色鶏頭(さんしょくけいとう)、
鶏頭花(けいとうか)、韓藍の花(からあいのはな)
133 葉鶏頭 はげいとう 三秋 かまつか、雁来紅(がんらいこう)
134 コスモス 仲秋 秋桜(あきざくら)
135 仙翁花 せんのう 初秋 仙翁花(せんのうげ)、紅梅草(こうばいぐさ)、
剪秋羅(せんしゅうら)、剪秋紗(せんしゅうさ)、
剪紅花(せんこうか)、フランネル草(ふらんねるそう)
136 模様莧 もようびゆ 初秋
137 鬱金の花 うこんのはな 初秋 きぞめぐさ
138 落葵 つるむらさき 初秋
139 白粉花 おしろいばな 三秋 白粉草(おしろいぐさ)、おしろい、夕化粧(ゆうげしょう)、
金化粧(きんげしょう)、銀化粧(ぎんげしょう)、
野茉莉(のまつり)、紫茉莉(むらさきまつり)
140 鳳仙花 ほうせんか 初秋 つまべに、つまぐれ、つまくれない、染指草(せんしそう)
141 鬼燈 ほおずき 三秋 酸漿(ほおずき)
142 秋海棠 しゅうかいどう 初秋
143 菊 きく 三秋 菊作り(きくづくり)、大菊(おおぎく)、中菊(ちゅうぎく)、
小菊(こぎく)、厚物咲(あつものざき)、白菊(しらぎく)、
黄菊(きぎく)、百菊(ひゃくぎく)、初菊(はつぎく)、
菊大輪(きくたいりん)、菊日和(きくびより)、乱菊(らんぎく)、
菊の宿(きくのやど)、菊の友(きくのとも)、
菊の露(きくのつゆ)、菊の主(きくのあるじ)、
園の菊(そののきく)、籬の菊(まがきのきく)、
菊時(きくどき)、菊畑(きくばたけ)、千代見草(ちよみぐさ)、
黄金草(こがねぐさ)、齢草(よわいぐさ)、
霜見草(しもみぐさ)、初見草(はつみぐさ)
144 懸崖菊 けんがいきく 晩秋
145 残菊 ざんぎく 晩秋 残る菊(のこるきく)、菊残る(きくのこる)
146 晩菊 ばんぎく 晩秋
147 紫苑 しおん 仲秋 しおに、鬼の醜草(おにのしこぐさ)
148 木賊 とくさ 仲秋 砥草(とくさ)
149 茴香の実 ういきょうのみ 仲秋 くれのおもの実(くれのおものみ)
150 三七の花 さんしちのはな 仲秋 三七草(さんしちそう)
151 大毛蓼 おおけたで 初秋 紅草(べにくさ)
152 弁慶草 べんけいそう 初秋 つきくさ、いきくさ、血止草(ちどめそう)、根無草(ねなしぐさ)、
はちまん草(はちまんそう)、ふくれ草(ふくれそう)、
はまれんげ
153 風船葛 ふうせんかずら 仲秋
154 川芎の花 せんきゅうのはな 初秋 芎藭(せんきゅう)、おんなかずら
155 西瓜 すいか 初秋
156 南瓜 かぼちゃ 三秋 とうなす、なんきん、ぼうぶら、なんばん
157 冬瓜 とうが 初秋 とうがん、かもうり、冬瓜汁(とうがじる)
158 紅冬瓜 きんとうが 初秋 紅南瓜(きんとうが)、金冬瓜(きんとうが)、
阿古陀瓜(あこだうり)
159 糸瓜 へちま 三秋 蛮瓜(へちま)、布瓜(へちま)、糸瓜(いとうり)、長瓜(ながうり)
160 夕顔の実 ゆうがおのみ 初秋
161 青瓢 あおふくべ 初秋 瓢(ふくべ)、ひさご、瓢箪(ひょうたん)、
青瓢箪(あおびょうたん)、百生り(ひゃくなり)、
千生り(せんなり)
162 種瓢 たねふくべ 晩秋
163 茘枝 れいし 晩秋 蔓茘枝(つるれいし)、苦瓜(にがうり)
164 隼人瓜 はやとうり 晩秋
165 夜蒔胡瓜 よまききゅうり 三秋 秋胡瓜(あききゅうり)、よまき瓜(よまきうり)、
よまき隠元豆(よまきいんげん)
166 オクラ 三秋 アメリカねり
167 秋茄子 あきなす 三秋 秋なすび(あきなすび)、名残茄子(なごりなす)
168 種茄子 たねなす 晩秋
169 馬鈴薯 じゃがいも 初秋 じゃがいも、じゃがたらいも、八升芋(はっしょういも)、
馬鈴薯(ばれいしょ)
170 甘藷 さつまいも 仲秋 藷(いも)、甘藷(いも)、唐藷(からいも)、
琉球薯(りゅうきゅういも)、薩摩薯(さつまいも)、
島いも(しまいも)、蕃薯(ばんしょ)、紅薯(こうしょ)、
甘藷掘(いもほり)、甘藷畑(いもばたけ)、藷蔓(いもづる)、
甘藷の秋(いものあき)、干藷(ほしいも)
171 芋 いも 三秋 芋畑(いもばたけ)、親芋(おやいも)、子芋(こいも)、
衣被ぎ(きぬかつぎ)、芋茎(ずいき)、芋の秋(いものあき)、
芋秋(いもあき)、土垂(どたれ)、豊後芋(ぶんごいも)、
団子芋(だんごいも)、白芋(しろいも)、吉野芋(よしのいも)、
しがみ芋(しがみいも)、太芋(ふといも)、赤芽芋(あかめいも)、
吉浜芋(よしはまいも)、田芋(たいも)、蘞芋(えぐいも)、
蓮芋(はすいも)、ずいき芋(ずいきいも)、芋がら(いもがら)、
里芋田楽(さといもでんがく)
172 芋茎 ずいき 仲秋 芋殻(いもがら)、芋の茎(いものくき)、芋茎干す(ずいきほす)
173 自然薯 じねんじょ 三秋 自然生(じねんじょう)、山芋(やまいも)、山の芋(やまのいも)
174 薯蕷 ながいも 三秋 長薯(ながいも)、駱駝薯(らくだいも)
175 仏掌薯 つくねいも 三秋 つくいも、つくね、こぶしいも
176 何首烏芋 かしゅういも 三秋
177 零余子 むかご 仲秋 ぬかご、球芽(むかぶ)、いもこ、零余子とり(むかごとり)
178 貝割菜 かいわりな 仲秋 二葉菜(ふたばな)、貝割れ菜(かいわれな)、
殻割菜(かいわりな)
179 間引菜 まびきな 仲秋 抜菜(ぬきな)、摘み菜(つまみな)、中抜き菜(なかぬきな)、
虚抜き菜(うろぬきな)、小菜(こな)、菜間引く(なまびく)
180 火焔菜 かえんさい 晩秋
181 中抜大根 なかぬきだいこん 晩秋 虚抜き大根(うろぬきだいこん)、
疎抜き大根(おろぬきだいこん)、
間引大根(まびきだいこん)
182 茗荷の花 みょうがのはな 初秋 秋茗荷(あきみょうが)
183 紫蘇の実 しそのみ 仲秋 穂紫蘇(ほじそ)
184 辣韮の花 らっきょうのはな 晩秋 薤の花(らっきょうのはな)
185 葉唐辛子 はとうがらし 仲秋
186 唐辛子 とうがらし 三秋 唐辛(とうがらし)、蕃椒(とうがらし)、南蛮(なんばん)、
南蛮胡椒(なんばんこしょう)、高麗胡椒(こうらいこしょう)、
天井守(てんじょうもり)、さがり、天竺まもり(てんじくまもり)、
鷹の爪(たかのつめ)、ピーマン
187 生姜 しょうが 三秋 はじかみ、薑(はじかみ)、葉生姜(はしょうが)、くれのはじかみ
188 稲 いね 三秋 稲の花(いねのはな)、稲田(いなだ)、稲穂(いなほ)、
粳稲(うるしね)、うるち、うるし、糯稲(もちいね)、もちごめ、
もち、かばしこ、麝香米(じゃこうまい)、陸穂(おかぼ)、
はるもの、のごめ、こびといね、しね、いな、田の実(たのみ)、
水影草(みずかげぐさ)、富草(とみくさ)、すめらみぐさ、
たみのはぐさ、稲の秋(いねのあき)、稲の波(いねのなみ)、
稲の秀(いねのほ)、稲葉(いなば)、八束穂(やつかほ)
189 稲の花 いねのはな 三秋 稲の花どき(いねのはなどき)、富草の花(とみくさのはな)
190 陸稲 おかぼ 三秋 陸稲(りくとう)
191 早稲 わせ 仲秋 早稲の香(わせのか)、早稲の穂(わせのほ)、
早稲刈る(わせかる)、早稲田(わせだ)、わさ田(わさだ)
192 中稲 なかて 晩秋
193 晩稲 おくて 晩秋 おく、おしね、室のおしね(むろのおしね)
194 落穂 おちぼ 晩秋 落穂拾(おちぼひろい)
195 穭 ひつじ 晩秋 羊穂(ひつじほ)、穭稲(ひつじいね)、穭田(ひつじた)
196 稗 ひえ 仲秋 穇(ひえ)、畑稗(はたびえ)、田稗(たびえ)、稗刈(ひえかり)、
稗引く(ひえひく)
197 鳩麦 はとむぎ 初秋 川殻(はとむぎ)、とうむぎ、せんこく
198 玉蜀黍 とうもろこし 仲秋 もろこし、焼唐黍(やきとうきび)、南蛮黍(なんばんきび)、
なんばん、高麗黍(こうらいきび)、玉黍(とうきび)、
唐黍(とうきび)
199 黍 きび 仲秋 黍の穂(きびのほ)、黍刈る(きびかる)、黍引く(きびひく)、
黍畑(きびばた)、黍団子(きびだんご)
200 高黍 たかきび 仲秋 高粱(こうりゃん)、蜀黍(もろこし)、もろこしきび、
唐きび(とうきび)
201 甘蔗 さとうきび 仲秋
202 粟 あわ 仲秋 粟の穂(あわのほ)、粟餅(あわもち)、粟飯(あわめし)、
粟畑(あわばたけ)
203 蕎麦の花 そばのはな 初秋
204 新大豆 しんだいず 仲秋
205 新小豆 しんあずき 初秋
206 畦豆 あぜまめ 初秋 田畦豆(たのくろまめ)、くろまめ
207 隠元豆 いんげんまめ 初秋 菜豆(いんげん)、莢隠元(さやいんげん)、鶉豆(うずらまめ)、
唐豇(とうささげ)、隠元豇(いんげんささげ)
208 豇豆 ささげ 初秋 十六豇豆(じゅうろくささげ)、十八豇豆(じゅうはちささげ)、
長豇豆(ながささげ)
209 刀豆 なたまめ 初秋 鉈豆(なたまめ)、たちはき
210 緑豆 ぶんどう 仲秋 文豆(ぶんどう)、やえなり
211 藤豆 ふじまめ 初秋 鵲豆(ふじまめ)、千石豆(せんごくまめ)
212 籬豆 かきまめ 初秋 八升豆(はっしょうまめ)、沿籬豆(えんりまめ)
213 落花生 らっかせい 晩秋 南京豆(なんきんまめ)、ピーナツ
214 麻の実 あさのみ 初秋 苧の実(おのみ)
215 ホップ 初秋 唐花草(からはなそう)、ホップ摘む(ほっぷつむ)
216 胡麻 ごま 仲秋 新胡麻(しんごま)
217 薄荷の花 はっかのはな 初秋 めぐさ、おおあららぎ
218 煙草の花 たばこのはな 初秋 花煙草(はなたばこ)
219 藍の花 あいのはな 仲秋 蓼藍の花(たであいのはな)
220 棉 わた 仲秋 桃吹く(ももふく)、棉吹く(わたふく)、棉の桃(わたのもも)
221 秋の蓮 あきのはす 初秋
222 蓮の実 はすのみ 仲秋 蓮の実飛ぶ(はすのみとぶ)
223 敗荷 やれはす 晩秋 破蓮(やれはちす)
224 秋草 あきくさ 三秋 秋の草(あきのくさ)、千草(ちぐさ)、八千草(やちぐさ)、
色草(いろくさ)
225 草の花 くさのはな 三秋 千草の花(ちぐさのはな)、百草の花(ももくさのはな)、
草花(くさばな)、草花売(くさばなうり)
226 草の香 くさのか 初秋
227 草の穂 くさのほ 仲・晩秋 穂草(ほぐさ)、草の絮(くさのわた)、草野穂絮(くさのほわた)
228 草の実 くさのみ 三秋 草の実飛ぶ(くさのみとぶ)
229 草紅葉 くさもみじ 晩秋 草の紅葉(くさのもみじ)、草の錦(くさのにしき)、
色づく草(いろづくくさ)
230 秋の七草 あきのななくさ 三秋 秋七草(あきななくさ)、秋の名草(あきのなぐさ)
231 末枯 うらがれ 晩秋 末枯るる(うらがるる)
232 萩 はぎ 初秋 山萩(やまはぎ)、鹿鳴草(しかなきぐさ)、
鹿妻草(しかつまぐさ)、玉見草(たまみぐさ)、
庭見草(にわみぐさ)、初見草(はつみそう)、
古枝草(ふるえぐさ)、もとあらの萩(もとあらのはぎ)、
初萩(はつはぎ)、萩の花(はぎのはな)、野萩(のはぎ)、
白萩(しろはぎ)、小萩(こはぎ)、真萩(まはぎ)、
萩散る(はぎちる)、こぼれ萩(こぼれはぎ)、
乱れ萩(みだれはぎ)、萩原(はぎわら)、萩の戸(はぎのと)、
萩の宿(はぎのやど)、萩の主(はぎのあるじ)、萩見(はぎみ)
233 薄 すすき 三秋 尾花(おばな)、芒(すすき)、芒野(すすきの)、
芒原(すすきはら)、花芒(はなすすき)、穂芒(ほすすき)、
芒散る(すすきちる)、糸芒(いとすすき)、鬼芒(おにすすき)、
真赭の芒(ますおのすすき)、まそほの芒(まそほのすすき)、
真赭の糸(ますおのいと)、一叢芒(ひとむらすすき)、
一本芒(ひともとすすき)
234 萱 かや 晩秋 萱の穂(かやのほ)、萱原(かやはら)
235 刈萱 かるかや 三秋 雄刈萱(おがるかや)、雌刈萱(めがるかや)、
筧草(かけいぐさ)
236 白茅 ちがや 三秋 茅(ち)、茅(かや)、浅茅(あさぢ)
237 刈安 かりやす 仲秋 黄草(きぐさ)、かきな、かいな、そめしば、
小鮒草(こぶなぐさ)、八丈刈安(はちじょうかりやす)
238 泡立草 あわだちそう 初秋 秋の麒麟草(あきのきりんそう)、
背高泡立草(せいたかあわだちそう)
239 蘆の花 あしのはな 仲秋 蘆原(あしはら)、葭原(よしはら)、葭の花(よしのはな)、
葭の秋(よしのあき)、蘆の秋(あしのあき)
240 蘆の穂絮 あしのほわた 晩秋 蘆の穂(あしのほ)
241 荻 おぎ 三秋 風聞草(かざききぐさ)、寝覚草(ねざめぐさ)、荻原(おぎはら)、
浜荻(はまおぎ)
242 荻の声 おぎのこえ 初秋 荻の風(おぎのかぜ)、荻吹く(おぎふく)、
ささらの荻(ささらのおぎ)
243 厚岸草 あつけしそう 晩秋 谷地珊瑚(やちさんご)、浜杉(はますぎ)、珊瑚草(さんごそう)
244 真菰の花 まこものはな 仲秋 菰の花(こものはな)、花真菰(はなまこも)
245 数珠玉 じゅずだま 晩秋 ずずこ、唐麦(とうむぎ)
246 葛 くず 三秋 葛の葉(くずのは)、真葛(まくず)、葛かずら(くずかずら)、
真葛原(まくずはら)
247 葛の花 くずのはな 初秋
248 郁子 むべ 晩秋 うべ、ときわあけび
249 美男葛 びなんかずら 晩秋 真葛(さねかずら)、南五味子(さねかずら)、とろろかずら
250 鵯上戸 ひよどりじょうご 晩秋 白英(はくえい)、鬼目(ほろし)
251 鉄道草 てつどうぐさ 初秋 明治草(めいじそう)、御一新草(ごいっしんぐさ)
252 藪からし やぶからし 初秋 貧乏葛(びんぼうかずら)
253 野菊 のぎく 仲秋 野路菊(のじぎく)、紺菊(こんぎく)
254 荒地野菊 あれちのぎく 仲秋 荒地の菊(あれちのきく)、野塘菊(あれちのぎく)、
いぬじおうぎく
255 磯菊 いそぎく 仲秋 いわぎく、しもかつぎ、きらくさ
256 浜菊 はまぎく 仲秋
257 貴船菊 きぶねぎく 仲秋 秋明菊(しゅうめいぎく)
258 施覆花 おぐるま 初秋 小車(おぐるま)
259 嫁菜の花 よめなのはな 仲秋
260 田村草 たむらそう 初秋 玉箒(たまぼうき)、山箒(やまぼうき)
261 朝霧草 あさぎりそう 仲秋 白山蓬(はくさんよもぎ)
262 田五加 たうこぎ 仲秋 虱草(しらみぐさ)、狼把草(ろうはそう)
263 豨薟 めなもみ 仲秋 気連草(めなもみそう)、もちなもみ
264 葈耳 おなもみ 初秋
265 めはじき 初秋 益母草(やくもそう)
266 狗尾草 えのころぐさ 三秋 猫じゃらし(ねこじゃらし)、えのこぐさ、犬子草(いぬこぐさ)、
紫えのころ(むらさきえのころ)、浜えのころ(はまえのころ)、
金えのころ(きんえのころ)
267 牛膝 いのこずち 三秋 ふしだか、こまのひざ
268 藤袴 ふじばかま 初秋 蘭草(らんそう)、香草(こうそう)、香水蘭(こうすいらん)、
あららぎ
269 鵯花 ひよどりばな 初秋 山蘭(さんらん)、沢ひよどり(さわひよどり)
270 藪虱 やぶじらみ 三秋 草虱(くさじらみ)
271 麝香草 じゃこうそう 初秋 鈴子香(れいしこう)
272 秋薊 あきあざみ 仲秋 山薊(やまあざみ)、鬼薊(おにあざみ)、大薊(おおあざみ)
273 富士薊 ふじあざみ 仲秋 富士牛蒡(ふじごぼう)、須走牛蒡(すばしりごぼう)、
薊牛蒡(あざみごぼう)
274 曼珠沙華 まんじゅしゃげ 仲秋 彼岸花(ひがんばな)、死人花(しびとばな)、
天蓋花(てんがいばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、
捨子花(すてごばな)、狐花(きつねばな)、
三昧花(さんまいばな)、したまがり、まんじゅさげ
275 鍾馗蘭 しょうきらん 仲秋 鍾馗水仙(しょうきずいせん)
276 桔梗 ききょう 初秋 きちこう
277 沢桔梗 さわぎきょう 初秋 ちょうじな
278 小水葱の花 おなぎのはな 初秋 細水葱の花(ささなぎのはな)、花こなぎ(はなこなぎ)
279 千屈菜 みそはぎ 初秋 聖霊花(しょうりょうばな)、溝萩(みぞはぎ)、
鼠尾萩(みそはぎ)、千屈萩(みそはぎ)、
水懸草(みずかけぐさ)、水萩(みずはぎ)、草萩(そうはぎ)
280 釣鐘人参 つりがねにんじん 初秋 ととき、沙参(しゃじん)
281 女郎花 おみなえし 初秋 おみなめし、粟花(あわばな)
282 男郞花 おとこえし 初秋 おとこめし、荼の花(おおどちのはな)、敗醤(はいしょう)
283 吾亦紅 われもこう 晩秋 吾木香(われもこう)、我毛香(われもこう)
284 水引の花 みずひきのはな 初秋
285 苔桃 こけもも 初秋 苔桃の実(こけもものみ)、フレップ
286 釣船草 つりふねそう 初秋 吊船草(つりふねそう)、法螺貝草(ほらがいそう)、
紫つりふね(むらさきつりふね)、黄つりふね(きつりふね)、
ゆびはめぐさ、野鳳仙花(のほうせんか)、
山鳳仙花(やまほうせんか)、河原鳳仙花(かわらほうせんか)
287 龍胆 りんどう 仲秋 笹龍胆(ささりんどう)、蔓龍胆(つるりんどう)、
深山龍胆(みやまりんどう)、朝j熊龍胆(あさまりんどう)、
筑紫龍胆(つくしりんどう)、蝦夷龍胆(えぞりんどう)
288 矢の根草 やのねぐさ 初秋
289 大文字草 だいもんじそう 初秋
290 ぬめり草 ぬめりぐさ 初秋
291 鼠の尾 ねずみのお 初秋
292 点突草 てんつきそう 初秋 てんつき
293 相撲草 すもうぐさ 三秋 角力草(すもうぐさ)、相撲取草(すもうとりぐさ)、
力草(ちからぐさ)、めひじわ、おひじわ
294 みせばや 晩秋 見せばや(みせばや)、たまのお
295 岩蓮華 いわれんげ 仲秋
296 星草 ほしくさ 初秋 水玉草(みずたまそう)、白玉草(しらたまくさ)
297 杜鵑草 ほととぎす 仲秋 油点草(ゆてんそう)
298 草牡丹 くさぼたん 初秋
299 松虫草 まつむしそう 初秋 輪鋒菊(りんぽうぎく)
300 露草 つゆくさ 初秋 鴨跖草(おうせきそう)、月草(つきくさ)、蛍草(ほたるぐさ)、
青花(あおばな)、うつし花(うつしばな)、帽子花(ぼうしばな)、
かまつか
301 弟切草 おとぎりそう 初秋 薬師草(やくしそう)
302 千振 せんぶり 仲秋 当薬(とうやく)
303 車前子 おおばこ 仲秋 おんばこ
304 鳥兜 とりかぶと 仲秋 鳥頭(とりかぶと)、兜菊(かぶとぎく)、兜花(かぶとばな)
305 苦参 くらら 仲秋
306 思草 おもいぐさ 仲秋 南蛮煙管(なんばんぎせる)、きせる草(きせるぐさ)
307 忍草 しのぶぐさ 三秋 何時迄草(いつまでぐさ)、軒しのぶ(のきしのぶ)
308 蓼の花 たでのはな 初秋 穂蓼(ほたで)、蓼紅葉(たでもみじ)
309 赤のまんま あかのまんま 初秋 犬蓼の花(いぬたでのはな)、赤のまま(あかのまま)、
赤まんま(あかまんま)、花蓼(はなたで)
310 溝蕎麦 みぞそば 初秋
311 茜草 あかね 初秋
312 野稗 のびえ 初秋 犬稗(いぬひえ)、毛犬稗(けいぬひえ)、水稗(みずひえ)、
草稗(くさびえ)、田稗(たびえ)
313 雀の稗 すずめのひえ 初秋
314 烏瓜 からすうり 晩秋 玉瓜(からすうり)、玉章(たまずさ)
315 藜の実 あかざのみ 仲秋
316 浜木綿の実 はまゆうのみ 晩秋 浜万年青の実(はまおもとのみ)、
文殊蘭の実(もんじゅらんのみ)
317 菱の実 ひしのみ 仲秋
318 水草紅葉 みずくさもみじ 晩秋 萍紅葉(うきくさもみじ)、菱紅葉(ひしもみじ)
319 吉祥草 きちじょうそう 晩秋 解夏草(げげそう)、観音草(かんのんそう)
320 茸 きのこ 晩秋 茸飯(きのこめし)、くさびら、茸山(たけやま)、
茸番(きのこばん)、茸売(きのこうり)
321 松茸 まつたけ 晩秋
322 湿地茸 しめじ 晩秋 しめじ、占地(しめじ)
323 初茸 はつたけ 三秋
324 栗茸 くりたけ 晩秋 栗もたし(くりもたし)
325 椎茸 しいたけ 三秋 椎茸干す(しいたけほす)、茸干す(きのこほす)、
干茸(ほしたけ)
326 舞茸 まいたけ 仲秋 黒舞茸(くろまい)、白舞茸(しろまい)
327 岩茸 いわたけ 晩秋 高嶺岩茸(たかねいわたけ)、岩茸採り(いわたけとり)
328 楢茸 ならたけ 初秋
329 桜茸 さくらだけ 初秋
330 初滑子 はつなめこ 晩秋 初滑茸(はつなめたけ)
331 毒茸 どくたけ 三秋 どくきのこ、汗茸(あせたけ)、笑い茸(わらいたけ)、
しびれ茸(しびれたけ)、苦栗茸(にがぐりたけ)
332 天狗茸 てんぐたけ 三秋 蠅取茸(はえとりたけ)、紅天狗茸(べにてんぐたけ)、
卵天狗茸(たまごてんぐたけ)
333 月夜茸 つきよたけ 三秋
334 紅茸 べにたけ 三秋
335 猿の腰掛 さるのこしかけ 三秋 胡孫眼(こそんがん)、猿茸(ましらたけ)
336 茯苓 ぶくりょう 晩秋 白茯苓(しろぶくりょう)、赤茯苓(あかぶくりょう)
337 川苔 かわのり 三秋 川海苔(かわのり)



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2 comments:

Anonymous said...

jikoo 時候 Season, climate, time 

1 秋 あき 三秋 髙秋(こうしゅう)、素秋(そしゅう)、白秋(はくしゅう)、
白帝(はくてい)、金秋(きんしゅう)、三秋(さんしゅう)、
九秋(きゅうしゅう)
2 初秋 はつあき 初秋 初秋(しょしゅう)、新秋(しんしゅう)、首秋(しゅしゅう)、
上秋(じょうしゅう)、孟秋(もうしゅう)、肇秋(ちょうしゅう)、
蘭秋(らんしゅう)、早秋(そうしゅう)、桐秋(とうしゅう)、
盆秋(ぼんしゅう)、秋初め(あきはじめ)、
秋浅し(あきあさし)、秋口(あきぐち)
3 八月 はちがつ 初秋
4 文月 ふみづき 初秋 文月(ふづき)、七夕月(たなばたづき)、
文披月(ふみひろげづき)、女郎花月(おみなえしづき)、
秋初月(あきはづき)、涼月(りょうげつ)、親月(しんげつ)、
餞月(せんげつ)、蘭月(らんげつ)、相月(そうげつ)、
七夜月(ななよづき)、めであい月(めであいづき)
5 立秋 りっしゅう 初秋 今朝の朝(けさのあさ)、今日の秋(きょうのあき)、
秋立つ(あきたつ)、秋来る(あきくる)、秋さる(あきさる)、
秋に入る(あきにいる)
6 残暑 ざんしょ 初秋 残る暑さ(のこるあつさ)、秋暑(しゅうしょ)、
秋暑し(あきあつし)、餞暑(せんしょ)
7 秋めく あきめく 初秋 秋づく(あきづく)、秋じむ(あきじむ)
8 新涼 しんりょう 初秋 秋涼し(あきすずし)、秋涼(しゅうりょう)、
初めて涼し(はじめてすずし)、初涼(しょりょう)、
涼新た(りょうあらた)、新たに涼し(あらたにすずし)、
早くも涼し(はやくもすずし)、早涼(そうりょう)
9 処暑 しょしょ 初秋
10 二百十日 にひゃくとおか 仲秋 二百二十日(にひゃくはつか)、厄日(やくび)、
前七日(まえなぬか)、風祭(かぜまつり)、
風日待(かぜひまち)
11 八月尽 はちがつじん 初秋 葉月尽(はづきじん)
12 仲秋 ちゅうしゅう 仲秋 秋半ば(あきなかば)、仲の秋(なかのあき)、
中秋(ちゅうしゅう)
13 九月 くがつ 仲秋
14 葉月 はづき 仲秋 月見月(つきみづき)、秋風月(あきかぜづき)、
草津月(くさつづき)、木染月(こそめづき)、
濃染月(こぞめづき)、紅染月(べにぞめづき)、
萩月(はぎづき)、燕去月(つばめさりづき)、
雁来月(かりくづき)、荘月(そうげつ)、桂月(けいげつ)、
中律(ちゅうりつ)、難月(なんげつ)、中商(ちゅうしょう)
15 八朔 はっさく 仲秋
16 白露 はくろ 仲秋
17 秋分 しゅうぶん 仲秋 雷声を収む(かみなりこえをおさむ)
18 秋彼岸 あきひがん 仲秋 後の彼岸(のちのひがん)、秋彼岸会(あきひがんえ)
19 秋社 しゅうしゃ 仲秋 秋の社日(あきのしゃにち)
20 龍淵に潜む りゅうふちにひそむ 仲秋
21 水始めて涸る みずはじめてかる 仲秋
22 晩秋 ばんしゅう 晩秋 晩秋(おそあき)、季秋(きしゅう)、末秋(まつしゅう)、
末の秋(すえのあき)
23 十月 じゅうがつ 晩秋
24 長月 ながつき 晩秋 菊月(きくづき)、菊咲月(きくざきづき)、
菊の秋(きくのあき)、色どる月(いろどるつき)、
紅葉月(もみはづき)、梢の月(こずえのつき)、
寝覚月(ねざめづき)、稲刈月(いねかりづき)、
小田刈月(おだかりづき)、紅樹(こうじゅ)、
玄月(げんげつ)
25 律の調べ りちのしらべ 三秋 律の風(りちのかぜ)
26 寒露 かんろ 晩秋
27 雀蛤となる すずめはまぐりとなる 晩秋 雀大水に入り蛤となる(すずめうみにいりはまぐりとなる)、
雀化して蛤となる(すずめけしてはまぐりとなる)
28 秋の日 あきのひ 三秋 秋日(あきび)、秋日影(あきひかげ)、秋日向(あきひなた)
29 秋の朝 あきのあさ 三秋 秋朝(しゅうちょう)、秋暁(しゅうぎょう)
30 秋の昼 あきのひる 三秋
31 秋の暮 あきのくれ 三秋 秋の夕暮(あきのゆうぐれ)、秋の夕(あきのゆうべ)、
秋夕(しゅうせき)
32 秋の宵 あきのよい 三秋 秋宵(しゅうしょう)、宵の秋(よいのあき)
33 秋の夜 あきのよ 三秋 秋夜(しゅうや)、夜半の秋(よわのあき)
34 夜長 よなが 三秋 長き夜(ながきよ)、長夜(ちょうや)、
夜長衆(よながしゅう)、夜長人(よながびと)、
夜長妻(よながづま)
35 秋麗 あきうらら 三秋 秋麗(しゅうれい)
36 秋澄む あきすむ 三秋 空澄む(そらすむ)、物の音澄む(もののねすむ)、
清秋(せいしゅう)
37 秋気 しゅうき 三秋 秋気澄む(しゅうきすむ)、秋の気(あきのき)
38 爽か さわやか 三秋 爽やぐ(さわやぐ)、さやけし、さやか、爽気(そうき)、
秋爽(しゅうそう)、爽涼(そうりょう)
39 冷やか ひややか 仲秋 ひやひや、ひいやり、ひえびえ、冷たし(つめたし)、
秋冷(しゅうれい)、下冷(したびえ)、朝冷(あさびえ)、
雨冷(あまびえ)、冷ゆる(ひゆる)
40 身に入む みにしむ 三秋
41 秋寒 あきさむ 晩秋 秋寒し(あきさむし)、秋小寒(あきこさむ)
42 そぞろ寒 そぞろさむ 仲・晩秋 すずろ寒(すずろさむ)、そぞろに寒し(そぞろにさむし)
43 漸寒 ややさむ 晩秋 やや寒し(ややさむし)、ようやく寒し(ようやくさむし)、
ようよう寒し(ようようさむし)
44 うそ寒 うそさむ 晩秋 薄寒(うすさむ)、うすら寒(うすらさむ)
45 肌寒 はださむ 晩秋
46 朝寒 あささむ 晩秋 朝寒し(あささむし)、朝寒み(あささむみ)
47 夜寒 よさむ 晩秋 夜寒さ(よさむさ)、夜を寒み(よをさむみ)
48 かりがね寒き かりがねさむき 仲秋
49 霜降 そうこう 晩秋 霜降の節(そうこうのせつ)
50 豺獣を祭る おおかみけものを
まつる 晩秋 狼の祭(おおかみのまつり)、豺の祭(さいのまつり)
51 冷まじ すさまじ 晩秋
52 秋寂ぶ あきさぶ 晩秋
53 秋深し あきふかし 晩秋 秋闌(あきたけなわ)、秋闌くる(あきたくる)、
秋更くる(あきふくる)、秋深む(あきふかむ)、
深秋(しんしゅう)
54 暮の秋 くれのあき 晩秋 秋くるる(あきくるる)、暮秋(ぼしゅう)
55 行く秋 ゆくあき 晩秋 秋の名残(あきのなごり)、秋の別(あきのわかれ)。
秋の限(あきのかぎり)、秋の湊(あきのみなと)、
秋の行方(あきゆくえ)、残る秋(のこるあき)、
帰る秋(かえるあき)、秋に後るる(あきにおくるる)、
秋ぞ隔る(あきぞへだたる)、秋行く(あきゆく)、
秋の果(あきのはて)、秋の終(あきのおわり)、
秋過ぐ(あきすぐ)
56 秋惜む あきおしむ 晩秋
57 冬隣 ふゆどなり 晩秋 冬隣る(ふゆとなる)、冬近し(ふゆちかし)、
冬を待つ(ふゆをまつ)
58 九月尽 くがつじん 晩秋 九月尽く(くがつつく)

Anonymous said...

CHIRI

1 秋の山 あきのやま 三秋 秋山(しゅうざん)、秋の嶺(あきのみね)、秋嶺(しゅうれい)、
山澄む(やますむ)、山の秋(やまのあき)
2 山粧う やまよそう 三秋 山粧う(やまよそおう)、山彩る(やまいろどる)、
粧う山(よそおうやま)
3 秋の野 あきのの 三秋 秋野(あきの)、野の秋(ののあき)、野路の秋(のじのあき)、
秋郊(しゅうこう)
4 枯野の色 かれののいろ 晩秋 末枯野(うらがれの)、末枯の原(うらがれのはら)、
末枯の野山(うらがれののやま)、
末枯の野辺(うらがれののべ)、野の末枯(ののうらがれ)
5 野山の色 のやまのいろ 晩秋 野の色(ののいろ)、山の色(やまのいろ)、
野山色づく(のやまいろづく)
6 野山の錦 のやまのにしき 晩秋 野の錦(ののにしき)、山の錦(やまのにしき)、
秋の錦(あきのにしき)、草木の錦(くさきのにしき)
7 秋園 しゅうえん 三秋 秋の園(あきのその)、秋苑(しゅうえん)、
秋の庭(あきのにわ)、庭の秋(にわのあき)
8 花園 はなぞの 三秋 花壇(かだん)、花畑(はなばたけ)、花圃(かほ)
9 花野 はなの 三秋
10 秋の狩場 あきのかりば 三秋
11 秋の田 あきのた 三秋 田の色(たのいろ)、秋田(あきた)、色づく田(いろづくた)
12 刈田 かりた 晩秋 刈小田(かりおだ)、刈田道(かりたみち)、
刈田面(かりたづら)、苅田原(かりたはら)
13 穭田 ひつじだ 晩秋
14 落し水 おとしみず 仲秋 水落す(みずおとす)、田水落す(たみずおとす)、
堰外す(せきはずす)
15 秋の水 あきのみず 三秋 秋水(しゅうすい)、水の秋(みずのあき)
16 水澄む みずすむ 三秋
17 秋の川 あきのかわ 三秋 秋川(あきがわ)、秋江(しゅうこう)、秋の江(あきのこう)
18 秋出水 あきでみず 仲秋 洪水(こうずい)、水見舞(みずみまい)
19 秋の湖 あきのみずうみ 三秋 秋の湖(あきのうみ)、秋の沼(あきのぬま)、
秋の池(あきのいけ)
20 秋の海 あきのうみ 三秋 秋の波(あきのなみ)、秋濤(しゅうとう)
21 秋の潮 あきのしお 三秋 秋潮(あきしお)
22 初潮 はつしお 仲秋 葉月潮(はづきじお)、望の潮(もちのしお)
23 高潮 たかしお 晩秋 風津波(かぜつなみ)
24 盆波 ぼんなみ 初秋 盆荒(ぼんあれ)
25 秋の浜 あきのはま 三秋 秋渚(あきなぎさ)、秋汀(しゅうてい)、浜の秋(はまのあき)
26 不知火 しらぬい 仲秋 龍燈(りゅうとう)

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